『#私を構成する9枚』を選びました。

9mai

 Instagramやtwitterで『#私を構成する9枚』が流行っています。著名人の方も含めていろんな人がこの企画に参加しており、多くの『#私を構成する9枚』を拝見しましたが、確かにおもしろい。まあ、twitterだから9枚のジャケットだけ載せてるってのが結構いますが、見ていてアレが入ってる!みたいな感じになる辺り、楽しめてるかな。というわけで、わたくしも便乗して選んでみることにしました。

 「私を構成する」というのは基準が難しいし、人それぞれあると思います。僕としては若かりし頃に聴いた作品で愛聴したもの、また新しいきっかけづくりや音楽的な幅を広ることになった作品を中心にしてみました。中高生の頃から20ちょい過ぎぐらいまで。私の名盤みたいなランキングものとは違う感じになっていると思うので、自身にとっても良い振り返りになったかと。自分も気付けば三十路のオッサン(若作りはしてる)なので、ちょっと前の作品が主になっています。では以下より。

 ・黒夢 – 1997.10.31 LIVE AT 新宿LOFT

1997年。小6の時に「少年」をPVで見たのがロックに傾倒していく一番の影響でしたね。上裸で歌う清春さまの姿は子どもにはスゴイ衝撃。そりゃあもうありえないぐらいの。ライヴアルバムをあげていますが、この生々しさやスピード感、エネルギーは恐ろしいもの。スタジオ音源の比じゃない熱狂。ライヴアルバムといえば、今でもこれなんです。オリジナル・アルバムだと『Drug TReatment』が一番好きですね。SADSだと『THE ROSE GOD GAVE ME』。

 ・La’cryma Christi – Sculpture of Time

1998年はCDが一番売れた年です。中学1年生になった僕は、この年からCDを買うようになりました。そして、この頃はヴィジュアル系全盛期と言われていますが、ラクリマが好きでしたね。きっかけは「La’cryma Christiのラブパレード」というラジオ。つい毎日(当初は平日の夜中に10分ぐらいやってた記憶。翌年ぐらいにTAKAの30分番組になったはず)聴いていたし、音楽もハイトーンのヴォーカルとメロディがキレイで惹かれました。『Lhasa』も『magic theatre』もたくさん聴いているけど、いろんな音楽を楽しむ上で影響が大きいのがこの1stアルバム。全10曲を通してのオリエンタル世界奇行。ロック、プログレ、ポップなどさまざまなエッセンスが詰まっています。年を重ねるごとに彼等の初期の作品って、味が深くなりますよね。

今はご存知のように楽器隊がさまざまなところ(Acid Black CherryやCreature Creature、ALvino)等で活躍しております。ヴォーカルの人は・・・。

・SIAM SHADE – SIAM SHADE IX A-side Collection

大ヒット曲「1/3の純情な感情」で知ってからシングルとアルバムはリリース毎に聴いてましたが、本格的にハマったのは2001年4月に発売された「Life」がきっかけです(当時・高校1年生)。6分11秒に及ぶシングルで「生死」をテーマにしたミドルテンポの壮大な楽曲に、胸を打たれました。そして、勇気づけられました。もう何回聴いたかわからないぐらいに僕にとって大切な1曲で、今でもこの曲に奮い立たせてもらっています。

本作はシングル集。メジャー・デビュー曲の「RAIN」から全16曲、さまざまなタイプの曲が揃っていて入門編に最適です。現在はダメだろうが恋せざるを得ないKAWAii主役を演じている深キョンが、若かりし頃に初主演を果たしたドラマ「鬼の棲家」の主題歌、「曇りのち晴れ」は泣けます。昔は火曜日の20:00にフジテレビでドラマやってたんだ。

・Dir en grey – 鬼葬

ディルはシングルの『I’ll』からリアルタイムで聴いてます。2005年リリースの名盤『Witherring to death.』と迷ったところですが、あえてこちらを。というのもラウド系の激しい音楽を聴く上での下地というか耐性が自分の中でついたのは、本作が大きかったんじゃないかなと思うので。ディルがハードコア/メタル化していくプロセスを経ていく中で、ここで一気の変化があったように感じますしね。『和』をテーマに花魁や虐待などを取り上げ、グロテスクかつハードなサウンド/詩で表現していて、当時はなんじゃこりゃあってなりました(笑)。「鬼眼」や「ピンクキラー」は強烈だったし、ミドルテンポの「24個シリンダー」に「Bottom of the death valley」も内面がえぐられている感じする。特に「ZOMBOID」は歌詞もサウンドもキ◯ガイすぎて衝撃でした。次の『VULGAR』と比べると評価が低くなりがちですが、重要な作品だと思います。バンド表記は当時の。

・SlipKnoT – IOWA

高2の春休みの時に洋楽にチャレンジしてみようと思い、これがヤバイ的なのを雑誌かネットで見てレンタル屋に行き、スリップノットを借りて聴きました。これがとてもやかましかった(笑)。そして、ものすごい衝撃だった。「ピーポーイィコォールシィッッット!」とか「555、666」とかわけわかんないことを叫んでるし、演奏が狂っててめちゃくちゃ激しいし。でも、あまりにスゴくて好きになった。最初は誰もが陥るであろう、「海外の音楽ってこんなにすげえんだ!」みたいなことも思いましたよ。すぐにこの人達が異常だということに落ち着きましたが。だけども、SlipKnoTで洋楽の海に飛び込んで正解だったのかは未だにわからない(笑)。

 Linkin Park – Meteora

高3の時に初めて買った洋楽のCDが、リンキン・パーク『メテオラ』でした。ミクスチャーといわれるジャンルの初体験は本作になりますね(当時はジャンルは気にしてなかったですけど)。「Somewhere I Belong」がめちゃくちゃかっこ良かったのがきっかけ。「Faint」や「Numb」などの名曲を収録してますし、全13曲で36分というのも聴きやすかった。洋楽を聴いてみる入り口に良いと今でも思います。

・ASIAN KUNG-FU GENERATION – ソルファ

これ挙げると意外と思われそう。『君繋ファイブエム』と迷いましたが(夏の日、残像~無限グライダーの流れが好きなんで)、「リライト」を収録してセールスも30万枚超えてるこちらをチョイス。18~19歳の頃にアジカンを知りましたが、こういったエモーショナルな日本のロックってあまり聴いてなかったから、かなりハマりましたね。このアルバムで特に好きなのは#7「サイレン」で歌詞やツインギターの絡みが良いです。ちなみに『ソルファ』は今秋に再録リリースされるので楽しみにしています。

・ISIS(the Band) – Panopticon

いわゆるポストメタル系最重要バンド。2006年の年末に翌年の2007年1月に来日するというのを知り、興味本位で手に取ってみたのが本作。正直なところ、最初に聴いたときはよくわかりませんでした。でも、そこそこの予習をしてライヴに行ってみたら、スタジオ音源の1000倍以上にスゴかった(大げさだけど)。それから本格的にのめり込んだ。あのライヴ体験は今でも大きいと思っていますし、あれを追い求めているってのもあります。ISIS(the Band)を聴いたら自分にとっていろんな道に通じていたので、僕にとってとにかく重要な作品です。ご存知のように2010年に解散。

・Pelican – The Fire in Our Throats Will Beckon the Thaw

シカゴのヘヴィ・インスト・カルテット。ISIS(the Band)の衝撃を受けたあとに、今はなきmixi(あるけど、あの当時の形と影響力という意味で)にてPelicanのこの作品を薦められたのがきっかけで聴くようになり、見事にハマった。こういうポストロック、インスト系はその当時はほとんど聴いたことなかったけど、本作を聴いたことでまた自分にとって道が開けました。全7曲の長編叙情詩。インストの作品で一番好きかな。


まだまだあれやこれや足らない。さすがに9枚だと難しいですが、自分にとってここが重要だった的なのは、ある程度抑えられるかなあとは思いました。正直、あと21枚足したらもっと良くなるんじゃないかなあと思ったり。それだけ加えれば、当たり前ですが(笑)。自分なんてこの歳になっても完成しているわけではないから、今でもいろいろな作品に触れて刺激を受けております。この記事もちょっとしたきっかけづくりになれば幸いです。

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