2008/06/26 9mm Parabellum Bullet & 凛として時雨 ガチンコツアー「ニッポニア・ニッポン」 @ 名古屋ダイアモンドホール

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  先月、凛として時雨のワンマンライブへ行ったばかりなのですが、ちょうど1ヶ月後にあたるこの日のライブも運よくチケットがゲットできたので参戦することに。これで凛として時雨は3回目のライブ参戦となる。個人的には本日のライブは、初めて見る9mm Parabellum Bulletの方に期待を寄せていた。とはいえ両者とも現在飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を獲得し続けており、互いに”突然変異系”なる分類もされているカオティックなバンド。ライブパフォーマンスにも定評があり、今宵はどんな絵を見せてくれるのか?非常に楽しみである。

   

#4 Inspiration is DEAD Telecastic fake show

 いつもより時間は短いとはいえ、時雨らしさというのはしっかり出ている全11曲のセットであったと思う。轟音と静寂の共有、繊細に楽曲を引き立てながらも一個スイッチが入ると激しく巨大な波が身体を襲ってくる。初っ端から必殺の「nakano kill you」「感覚UFO」「DISCO FLIGHT」の乱れ打ちで会場の気温を5℃以上あげ、新曲の淡々としたバラードでは今までに無い時間を創造。ピエールのMCを挟み、再びギアを入れ替えて「想像のSecurity」から圧巻の内容で攻めまくる。ラストはいつもどおりの「傍観」で”毒特の間”に持っていったまま終了。1ヶ月前に見たばかりでそんなに変化があったわけじゃないけれど、いつも通り濃密な時間を堪能できてよかったと思います。

 そして、ピエール中野は相変わらずというか。「Say バーイ●ス」はいつもどおりなんですが、1ヶ月前と同様にYOSHIKIネタで攻め(ドラムマガジンにYOSHIKIへのコメントを寄せたそうだ)、 SLAVEネタで攻め、最後は「みんなでXジャンプしませんか?こんな機会滅多にないですよ」といってみんなでXジャンプ。このネタをちゃんとわかっている人は何人いるのやら。でもみんなジャンプしてましたけど(笑)。この辺りのヴィジュアルネタに反応してしまう俺、ダメですか?(笑)。「ここから凛として時雨が攻撃再開します」云々はマジで笑えたよ。しかし、345さんのMCがいつも泣きそうな感じ(いつも最後の方でしゃべるから疲れから来るものであると推測するが)なので凄く心配だ。

-setlist-
1. nakano kill you
2. 感覚UFO
3. DISCO FLIGHT
4. 赤い誘惑
5. Telecastic fake show
6. 新曲
7. ラストダンスレボリューション
8. 想像のSecurity
9. テレキャスターの真実
10. 鮮やかな殺人
11. 傍観


Termination Supernova/Wanderland Discommunication e.p.

 今年2月のワンマンライブに行ってみようとしたら既にSOLD OUTでして、やっと今回見ることができた。ってかアニマル・コレクティブの「Fireworks」がセットの準備中にかかってて一人でノってました(笑)。そんな前置きをはさみつつ9mmのライブ。こちらも出てくるや否や時雨同様・・・いやそれ以上の熱が放出され一気に湧き上がる。ゴリっとしたベースソロから「SleepWalk」でライブはスタートし、続けて人気「Discommunication」で縦にも横にも会場を揺らしまくる。頭2曲で既にトップギアに入ってしまったようだ。後ろで立って見てただけなのに汗が吹き出てくるところはいかに熱いかを物語っている証拠。

 このバンドは、カオティックでハードコアな演奏は時雨以上に荒々しく、その荒い音の波がどんどんと身体に響いてくるところが良い。その中にも仄かに哀愁漂うメロディが生きていたり、演奏とミスマッチな歌謡曲っぽいヴォーカルがなぜかかみ合っている。ライブだとそれらが意外なほどよく感じられて、ノリやすい要因の一つとなっていた。躍動感を与えるベースと楽曲に力を与えるように強く乱れ打つドラムも好印象。そして、さらに興奮をもたらすステージパフォーマンスも目を引いた。特にギタリスト・滝の動きは狂いまくっていて、ギターを自在に掻き鳴らしながらも、ステージの誰よりも凄さまじいアクションで何か乗り移ってんじゃねえのかという気がするぐらい激しい動きをしていた。

 さて、ライブのほうに話を戻すと脳天を打ち抜く「Psychoporis」に続いて5月に発売された新曲「Supernova」を披露。イントロのツインリードが思いっきりメイデンと思ったけど、かなり強烈なインパクトがあった。その後は新曲を立て続けに披露していく。波打ち際で揺らぐようなインストだったり、ダンサブルなものだったり本当に色々なタイプの曲。9mmは新曲を作るのが夏休みの宿題とかいってたが、曲を聴いた感じではうまくいっていることを感じさせた。

 シングル「The World」を披露した後は「Disaster」~「Sector」とインディーズ時代に発表した曲4連発。おもしろいのがここら辺の曲になると今ほど洗練されておらず、楽曲も荒々しい限りなんでインディーズ時代に作ったのがすぐわかるところ。ライブではそれがうまく作用して激しいながらも気持ちよくノることができたので、非常によく盛り上がっていた。特に「Talking Machine」は独特のリズムとキャッチーなギターのメロディに昂揚感を非常に掻き立てられた。アンコールではツインギターが見事な世界を織り成す「Termination」とDragonforceばりの電光石火のメロスピ「Punishment」でとどめを差し・・・たかと思ったらメンバーがはけかけたところでドラムソロを最後にやって終了。最後の最後まで変異してくれます。

-setlist-
1. SleepWalk
2. Discommunication
3. Phychopolis
4. Supernova
5. Wildpitch
6. 新曲
7. 新曲
8. 新曲
9. The World
10. (teenage)Disaster
11. Mr.Suicide
12. Talking Machine
13. Sector
-Encore-
14. Termination
15. Punishment

 お互いに1時間、ガチンコで客とやり合ったライブは個人的にも満足いくものでした。 両バンドともに突然変異系といわれるバンドだけども、それぞれの持ち味の違いがライブで明確に感じられて対比できたことも良かったな。時雨は繊細さと轟音の織り成す世界が冷たくも美しく感じられるところが良いし、9mmはメタルやカオティックな要素が演奏では出てるけど日本の歌心がしっかりしているところがよく感じられたな。それに両者ともLUNA SEAをルーツの一つとしているところも十分理解できたし。んでやっぱりというか9mmの方が人気高かったな。一般ウケしやすい方は9mmだと思うし、ライブでのノリやすさもあってかその結果も頷ける。でも、またこの両者で対バンして欲しいものだと切に思う。

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