2011/11/01 DOUBLE TITANS TOUR Vol.3 feat. BRUTAL TRUTH vs LOCK UP @ 名古屋クラブクアトロ

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  ナパーム・デスと並んでグラインドコアの最重要バンドとしてその名を馳せるBrutal Truthの来日公演へと足を運んできた。再結成後2作目となる『End Time』を9月にリリースして、ますます勢いを増してきた彼等の来日は約2年ぶり。前回の来日も同じ”DOUBLE TITANS TOUR VOL.2″での公演で、その時はカオティック・ハードコア界を席巻するカリスマ・Convergeとの激突が行われ、想像以上のステージが繰り広げられた。復活して最初の来日となったEXTREME THE DOJO VOL.17のVaderやCryptopsyとの激突もまた然り。今回はナパーム・デスのShane Emburyが率いる脅威のスーパー・グラインドコア・グループ、LOCK UPがお相手となる。シェーンはもちろんのこと、元At The GatesのTomas LindbergやNicholas Barker (ex- Dimmu Borgirなど)など共に生み出すデスラッシュ+グラインドコアのサウンドは強烈という他なし。いい年いったベテランばかり(それいったらBrutal Truthもだけど)なのにアグレッシヴなエネルギーが満ち溢れている。

 それに加えて名古屋はゲストにBLACK GANIONNを迎えて開催されているのだが(東名阪で前座は違う)、仕事で遅れて会場には19時35分過ぎに到着。まだ彼等が演奏をしていたけど、その2分後ぐらいに出番を終えた。まあ、今年はCelesteのライヴの時に見てるので、いいかなという気持ちぐらい。30分ぐらいは演奏したみたい。

Necropolis Transparent Hate Breeds Suffering

  それから転換を挟んで20時手前ぐらいからLOCK UPが演奏を開始。太りすぎだろあのドラムというツッコミを入れた人も多いと思うが、縦にも横にもワイドなベテラン演奏陣が定位置につき、トーマスさんもTrap ThemのTシャツと短パン姿で颯爽とステージへと登場する。そこからは当然といわんばかりに激烈音楽が凄まじい勢いで襲いかかってくる。前述したようにデスラッシュ+グラインドコアが掛け合わさった音楽性で、北欧のデスメタル由来のリフとブラストビートを用いてひたすら狙撃。トーマスの咆哮も相変わらずの存在感とかっこよさがあり、楽曲の過激さをもちろんのこと引き出していた(しかし、彼のシャウトを聴いてるとAt The Gatesを思い出すな)。曲目はおそらく最新の3rdアルバムからの選曲が多かったと思われるが、買って聴いて予習したけどほぼ同じような曲なので拙者にはどの曲をやったか皆目見当がつかぬ。ただ、あのアクセル踏みっぱなしでどこまでもいっちゃうテンションとアグレッシヴな曲調は、そういった事すらも関係ない様なエネルギーを発揮していたと思う。TERRORIZERのカバーもやってたようで、約50分のステージは迫力十分だった。でも、後半はバテ気味だった印象も。さすがに疲れますわね、あの速さで激走し続ければ。

Evolution Through Revolution Sounds of the Animal Kingdom / Kill Trend Suicide Extreme Conditions Demand Extreme...

  21時過ぎからは主役のBrutal Truth。これが2年前に見た時よりもさらに脂がのったパフォーマンスで会場を席巻していて頼もしい限り。笑って騒げる激烈グラインドコア。やっぱり走り出すと一気に加速してもう止まらんくなるあのアグレッションと猛進ぶりにテンションが上がる。Lock Upの時は予想以上に大人しかったフロアも戦闘開始で暴れまくり。ただ、今回はもちろんその光速のスピード感よりも、”緩急”というのをLock Upの演奏後ということもあって如実に感じさせた。ドゥームにも迫る様な重量感あるリフとリズムで徐々に圧力加えて押し寄せる曲や、速遅の極端な対比を駆使した曲まで使って攻めてくる。んで、溜めた所で常軌を逸したスピードで畳みかけてくるので苛烈さにも拍車がかかるってもの。しかし、MCだとやっぱりお茶目なオッサン達で、リッチ・ホークはあの顔芸もそうだし、「イヤァァァアァ」という気合の掛け声などでオーディエンスと絡む。ケヴィン・シャープはやたらとギタリストをいじる事が多かったが、歌っている時以外はリラックスした感じで場に一瞬の穏やかさをもたらしていた。

 新作がゾンアマから一向に届かなかったので(国内盤買えよって話ですけど、発売の1ヶ月以上前にオーダーして届かない&発売後1ヶ月経っても届かないとは思いもよらなかったものでして)、曲目はあまりよくわかってないんだけど、そんなんお構いなしにあの猛烈なサウンドは体を熱くさせてくれる。復活第1作目の「Sugardaddy」にはアがった。あと、1stの曲もやってたらしい。というわけでアンコール含めて驚きの95分の熱演でオッサン達は底力と貫禄を示していた。

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 帰りに物販で購入。Kevin SharpデザインだというDOUBLE TITANS TOUR Vol.3ツアーTシャツ(3000円)。それと購入した直後に物販近くにそのケヴィン本人が来てて、みんなと握手してたので俺も便乗して握手した。こうして激烈な夜は幕を閉じたのでした。

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