2012/07/08 egoistic 4 leaves @ 新栄LOUNGE VIO

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 結成10年目にしてようやくの1stアルバムを発売したegoistic 4 leavesのレコ発ファイナルに行ってきたので、軽くレポります。写真は、L.E.D.になりますけども(笑)。それにしてもあれだけ盛況なLOUNGE VIOは初めてっていうぐらいにたくさんの人が集まっていた。共演がmouse on the keysとL.E.D.という事もあると思うけど、地元で愛されてるんだろうなあ。

machinic phylum an anxious object

1. mouse on the keys

 映し出されている映像がモノクロで雰囲気が彼等っぽいなあと思ったら、まさかのmouse on the keysさんたちがトップバッター。まともに見るのは、2年前のKAIKOO以来かな。今年のKAIKOOでもenvyが終わって帰宅している時に音だけは漏れ聴こえてきたが。

 冷ややかな緊張感に包まれるなかで、モノクロの映像が映し出され、その中でエレガントな音色と情熱が交錯する。うむ、視覚的にも聴覚にも刺激的だ。力強く精微なドラムに支えられ、十二分の存在感を放つ鍵盤が添えられていく。冷たくも清冽に、またあるときは迸るような熱をも発しており、そのスリリングなアンサンブルにも当然引き込まれる。また、メンバーは変わらずにぴしっとしたスーツ姿だけど、こちらも変わらずの熱い演奏で見ている方にもそれが伝わってきた。さらには、ちょいちょい聴こえてくるギターは、なんとenvyのギタリスト(tobitaさん)の方で、これが独特の揺らぎを加えていた。写しだされる映像は、街並み、電車から見える風景、記号めいたものまで様々であったが、現代社会にやはり皮肉っていたように見えなくもない。しかし、ずっとモノクロでどこか侘しい感じが余計に心に刺さってくる印象があって、音と重なることでの訴求力が半端ない。「Forgotten Children」~「A Sad Little Town(終盤にドラムソロあり)」~「最後の晩餐」の流れにもってかれ、名古屋だけは特別にCDに入ってない曲(と言ってた気がする)も披露してくれたりとライヴのできはさすがでございました。ラストの「Spectres De Mouse」はめちゃくちゃアがった。

in the universe elementum GAIA DANCE

2. L.E.D.

 2番手には、L.E.D.。ツインドラム、パーカッション、ベース、ギター、サックス、キーボードという7人編成で、メンバーにはBalloonsやOverground Acoustic Undergroundの人がいたりします。これまでに2枚のアルバムをリリースしていて、それは両方とも聴いてるんだけどもライヴだと印象が全然違った。滑らかに展開していくオープニングの「aqua」から音が丁寧に連なり、壮大に広がっていく。スタジオ音源だともっと落ち着いた印象を持っていたのだが、空に海に、引いては宇宙へと果てしなくヴィジョンを広げていくかのようなサウンドにはかなり驚かされた。ツインドラムとパーカッションを擁するリズム隊の強靭なビートを核に、華やかに彩るギター、キーボードが重なり、要所で願いを空に託すようなトランペットの音色が高らかに響く。流麗なアンサンブルは一曲の中でいくつもの景色を見せ、溢れだす美しいメロディと鮮やかなVJが共に優雅な時間を生みだしていた。ジャジーな気品からジャム音楽が醸し出す昂揚感、さらにはシネマティックな音像までを豊かに表現し、会場を酔わせる。いやはや、ライヴだとここまで変わってしまうのか!と。さらにラストは確か2ndの最後の曲の「Ignis」という曲であったと思うが、終盤へと突き進み、怒涛のクライマックスによる興奮はRovoにも匹敵するものがあった。野外で聴いたらさぞ開放的で心地よいんだろうなあと想像。本日のベストアクトでございました。

aluva

3. egoistic 4 leaves

 トリはもちろん主催の地元・名古屋が誇るegoistic 4 leavesの6人。ツインドラムが両脇を占め、真ん中にパーカッションetcの人が陣取り、ベース、キーボード、ギターがその後ろを囲むように位置している。また、衣装はピシッと白ベースで統一しており、見栄えがいい。とはいえ、初っ端の「iaru-five」から赤い照明が瞬き、変拍子を交えたスリリングな展開が緊張感を纏って聴き手の鼓動を速めていく。彼等もアルバムだとスタイリッシュでクールな印象だったけど、ライヴだとかなりハイでアグレッシヴ。難解なリズム・セクションで結構ノリづらいよ!という部分も多いけど、ミニマルの昂揚感や冴える展開美が生だからこそのダイナミズムや力感と相まって効力を発揮している。しかもその中で、キーボードの鮮やかで凛とした音色が辺見えみりばりのオシャレ感を見事にキープしており、強烈なリズムと上手く調和。先のL.E.D.は伸びやかで壮大という印象だったけど、こちらはもっと自由奔放で生き生きと音を弾きだしている印象を受けたかな。「gestalt」や「arumpet」など1stアルバムの楽曲をほとんど披露しながら、会場を大いに盛り上げてくれた。また、ギター(なんとこの日が誕生日)とパーカッションが次々と繰り出すドヤ顔が何ともいえぬ哀愁を・・・。アンコールでは、ツアー中に温めてきた新曲を披露し、充実のレコ発ツアー・ファイナルは幕を下ろした。結局、50分どころから70分にも迫る熱演は、確かに人々の胸を震わせた事でしょう。僕自身も実力者揃いのインストの宴に酔いしれ、充実感を持って帰宅の途についた。

 終演後にガンダムが売り子で物販に登場したらしいけど、終わったらすぐ帰っちゃったから見てない(苦笑) 。

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