2012/07/14 number0 @ 名古屋KD japon

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 2日前にMark Kozelek先生を得三まで見に行ったのに続き、number0を見てきました。東京のポストロック系4人組で、最近新作を出したKyteとも親交が深い存在。個人的には2年前に発売された1stアルバム、そして今年4月に出た2ndアルバムがなかなか良かったので、いずれ見たいと思ってところに運よくの名古屋公演開催。この日に足を運べてまずは良かった。ただ、労働の都合上、前座のone day diaryは見られず。まあ、去年のSad Day For Puppetsちゃんたちの来日公演で見ているのでね。

 20時半過ぎからnumber0は演奏を開始。この日は、メンバー4人に加えて梅林太郎 (milk)という方をサポートメンバーに加え、VJに原島大輔という方が助力しての1時間半のロングセットでございました。ライヴはいきなり最新作からの「LADYBIRD」で幕開け。大空に羽ばたいていくような力強さと躍動感に満ちたこの曲は、これまでの自分達のポストロック的な音像から新しい一歩を踏み出してた楽曲と認識しているが、これを一発目に持ってくる辺りに意気込みを感じさせる。そして、コミカルなキーボードが印象的な「PILUM」とそのまま続いていく(確か、この曲だったはず)。

 「飛ばしすぎました」とはヴォーカルの言葉だが、予想を超えるほどのダイナミックなライヴである。複雑な拍子を交えながらも強いドラム、ネックを持つほどに自由に行き来するベースラインが心地よい。アコギとエレキ・ギター、そしてキーボードのアレンジも冴えており、時折、米良美一化するヴォーカルのファルセットやVJも含めて美しい空間を築いていた。序盤以降は、彼等らしい優美なポストロック・サウンドは十分に堪能させてもらえたと思う。そんな中、中盤に披露された「Storm」や「DWARF」では照明を明るくして、アコースティックな趣を強めた演奏で、さながらカフェで聴いてるような感覚に陥った。そして、終盤に披露された「AO」や「IRENE」も緻密な構成の中で、しみじみとした叙情や郷愁を忍ばせていてとても良かった。

 「number0の今の全てを込める」といって本編を締めくくったのは「RETURNING」。あまりにも感情的でポップで、思い切って前を向いて進んでいけるようなエネルギーをこの曲では感じ取れ、本日のライヴで一番印象に残っている。この後のアンコールでも2曲披露し、大ラスの曲ではMogwai並とはいいすぎかもしれないけど、轟音化して終了。1時間半にも及んだnumber0のライヴはこうして締めくくられた。音と映像のシンクロの試み、それはポストロック的と言わざるを得ないかもしれないけど、意外とアットホームな雰囲気も汲みながら、ステージを彩っていて良かったです。

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