2014/05/04 MIYAVI 「SLAP THE WORLD TOUR 2014」@ 名古屋ダイアモンドホール

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 サムライ・ギタリストとして世界に挑み続けているMIYAVIのライヴへ足を運んできた。ベースのスラップ奏法のようにエレアコを叩き奏でる独創的な演奏スタイルが話題になり、日本のみならず世界を熱狂させている存在である。2010年に発表した『WHAT’S MY NAME』というアルバムをターニングポイントとして、ドラマーのBOBO(54-71)と2人でのパッション溢れるロックは、ライヴでも大好評。この夏は、初のフジロックへの出演も決まっている。今宵足を運んだダイアモンドホールはほぼ満杯状態で、男性客も目についた(3~3.5割ぐらい?)。

 定刻を少し過ぎたところで、ライヴはスタート。まずはBOBOがちょっと恥ずかしげな表情で出てきて、MIYAVIが堂々のオレさまっぷりを貫いて登場。最新アルバム『MIYAVI』の流れそのままの「JUSTICE」~「HORIZON」で一気に盛り上げていく。アルバムを聴いた時から衝撃は受けたものだけど、独特のスラップ奏法は生で見ると惹き付けられるし、BOBOとの真剣の切り合いのようなギターとドラムのバトルには度肝を抜かれる。っていうかワールド・ミュージックの要素と昂揚感をも加味したこの「HORIZON」は、凄くサッカーのテーマソングって感じがするので、W杯のテーマ・ソングとしてどこかの局が使って欲しいところ(もう知名度の高いアーティストに決まってるだろうけど)。

 その後もライヴは、MIYAVI自身のMCにもあった通り、昨年にリリースしたセルフタイトルの『MIYAVI』を中心にライヴを進行し、美雪ありすを起用したMVが話題となったグルーヴィな「Secret」や小気味よい「Chase It」などが続いた。アコースティック・ギターを使ったセクションでは、the HIATUSの細美氏とコラボレートした「SILENT ANGER」、そして先日にMVも公開された「GUARD YOU」を披露。3年前の震災後につくられた楽曲で、離れていてもいつも同じ空の下で繋がっているということを歌ったという「GUARD YOU」は、切ないメロディとMIYAVIの心のこもった歌声にうるっと涙腺に来た人も多くいた事だろう。本日のライヴの中でも感動的な一幕となった。

 「Free World」から再びライヴは加速。本編の最後を飾った「SURVIVE」~「FUTURISTIC LOVE」~「DAY 1」の三連発は、盛り上がるなっていうのが無理なぐらいの熱さ。「名古屋ダイアモンドホール、ぶっ壊そうぜ!」なんて煽りもあったけど、大きく揺れる会場は楽しさと熱狂に包まれていた。後方でライヴを見ていたけど、MIYAVIが煽った日本のオーディエンスの熱いところを十分ステージに見せつけたなと思う。

 「物販で儲かると、BOBO君の短パンがどんどん増えていきます(笑)」なんて冗談もアンコールのMCで聞けたり。ギターとドラムの真剣の切り合いのようなライヴから、こう緩和されるギャップが良かったりする。っていうかBOBOさんのあのトランクスみたいな短パン姿は、はっきり言って笑える。ステージ袖から出てくる時はどう見ても危ない人だし(笑)。これで昔、ファッションがアメカジスタイルだったっていうからね。

 アンコールはKREVAとのコラボでお馴染みの「STRONG」に始まり、「Ahead Of The Light」~「WHAT’S MY NAME」と盛り上がり必至の流れで締めくくり。「音楽で繋がって、ひとつになりましょう。アイ・ラヴュー!」とMIYAVIは言葉を残し、ステージ袖にはけていった。痺れるようなライヴ、熱いメッセージはライヴ初体験の自分にとっても想像以上のものだった。あのパフォーマンスを見せつけられれば、どんなアウェーでも戦っていけるなあと実感。 「MIYAVI、スゲー」と感服した夜となったのだった。

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