2015/10/24 SONIC DISORDER presents 「Awakening vol.1」 @ studio246 NAGOYA

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 SONIC DISORDERの初の自主企画『The Awakening Vol.1』に足を運んできました。8月に1stアルバム『Awakening』をリリースした大学生3人組バンドで、インタビューを受けて頂いた新鋭インスト・ドゥーム/スラッジバンド。また共演にはHeliostropeが出演。こうして弊サイトでインタビューさせていただいたバンドが顔を合わせるというのは、僕としては嬉しいものです。しかし、さすがに南山アメ研だからか、客層が若くて年寄りのわたくしはなかなかに居づらいものが(苦笑)。

 トップバッターを飾ったRalmはスポーティなメタルコア系でいいのかな?フロアを巻き込んで騒々しく攻めて、イキイキとしたバンドのエネルギーというのを見せつけます。リズム隊がそれぞれMUNICIPAL WASTEとAlcestのシャツ着てたのは笑った。

 続いてのAmaterasは珍しいというのは失礼かもしれないけど、懐かしみのメロディック・メタル。和気あいあいとしたステージの雰囲気を感じさせ、メタル愛を体現したようなハイトーン・ヴォイスにギターソロで楽しませてくれました。MCの時はゆる~く、そして演奏時はキリッとなるONOFFの切り替えがあって、でも結局はのほほんとした感じで良かったかなと。

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 ギタリストの脱退・加入を経て新体制1本目となったHeliostropeが3番手に登場。ギターにはイベント企画「共瞑」で知られるKUMAクンが加入したのですが、以前と比べて大きな違和感もなく、再び歩み始めたという印象である。ライヴはお馴染みの「星を詠む人」からスタートし、次いで新曲を1曲披露。彼等といえば、静と動のダイナミクスが重要なポイントだと思いますが、この新曲では叫ぶこともなくギターやキーボードを中心に、美しさを丁寧に丁寧に重ねていくのが特徴でした。話を伺ってみたところ、もっと美しさに比重を置いた曲を作りたいという考えがあったようで、バンド自身は変化の必要性を感じているようだ。ラストは既存曲であったけど、『Configuration EP』より以前の曲らしく、演奏するのはかなり久々だったらしい(僕は初めて聴いたし、最初は新曲が15分ぐらいあるのかと思ったw)。ここにきてライヴでの見せ方という点でももがいている模様。とはいえ新体制最初のステージとしては上々で、今後の活動に期待したいですね。

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 そして、主催のSONIC DISORDER。インストのドゥーム/スラッジ・メタル・トリオですが、BORIS、EYEHATEGOD、NAPALM DEATHというTシャツに身を包んだ3人が奏でるのは、KONISHIKI10人分じゃ済まないぐらいの重音であります。歪ませまくったギター、バッキバキのベース、巧みにコントロールされたドラム。それらはスタジオ音源以上に迫力と音圧を増して、客席の耳を殺りにかかるという。若いから加減を知らないというか、もしくはこれがバンドの信念なのか。受け入れられやすい部分はライヴでも無し(しいて言えば、フェイス良し)。ストイック重音生成兵器となって、圧を送り続ける。とにかくそれが強烈。そして、最後の「Limbo」では初期Jesuよろしくなポストメタル的楽曲で締める。年齢やジャンルなど関係なく、良いものは良いというのを彼等に改めて教えてもらった気がします。最後に仕方なく挨拶した感じのMCはまだまだだったから、しゃべるorしゃべらないかはこれから決めていけばいいんじゃないかな(笑)。

 若手が集うイベントはなかなか行くこともないけれど、4バンドそれぞれがいろいろな音をステージで表現してみせていて、足を運んでいかないとなあと思わされた。ともあれ、SONIC DISORDERの1stアルバム・レコ発ということで、興味の涌いた方は是非チェックしてもらいたいところです。

 

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