All Pigs Must Die ‐‐Review‐‐

CONVERGEのドラマーのベン・コラーがHOPE CONSPIRACYのケヴィン・ベイカーなどが集結したボストン・ハードコアの新バンド。


God Is War

God Is War(2011)

    ハードコア界の数々の名人達が集結してできあがった1stフルアルバム。プロデュースはカート・バルー(コンヴァージ)であります。そんなメンツが集まれば集まったで生み出される作品は当然とも言うべき、怒涛の剛腕ハードコア。獣性を剥き出しに#1から重厚かつメタリックなエッジで攻め立て、血管がヤバい事になってるだろう唸るシャウトが楽曲を過剰に盛り立てる。徹底的に爆音を打ち込む破壊力に満ちた作風。メタルやクラスト(このジャンルはあまり知らんが)といったテイストも形になっているといえるだろうか。そしてまた、短い曲の中で恐るべき起伏で進んでいくConverge流の緩急の自在さが興奮を煽る。2分にも満たない中で獰猛に畳みかける#2は獣の突進そのものだし、スラッシーなリフも繰り出す#5の脅威の勢いにはお手上げする他ない。醜悪と激烈なサウンド。けれども、タイトルトラックの#4ではヘヴィ肉弾戦で5分を戦い抜き、ラストの#8では8分にも及ぶド迫力の黒く重いグルーヴで足元をぐらつかせる。そしてそのまま深い闇へ真っ逆様。ハードコアを基盤にしつつもそれぞれの尖鋭的なスタンスが表れているといえるだろうか。さすがにこれだけのメンツが揃ってできた作品だけあって、強烈だ。

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