CSS ‐‐Review‐‐

ブラジリアンガールズ4人になぜか一人のオッサンを加えた5人組ロックバンド。フジロックに出演するなどここ日本でも結構な知名度を誇っている。


ドンキー

Donkey(2008)

 ブラジリアンガールズ4人になぜか一人のオッサンを加えた5人組CSSの2ndフルアルバム。これはエネルギッシュに躍動し、陽気なテンション全開で踊れる作品だ。わりとロックバンドらしい骨太なリズムが曲をリードし、トリプルギターが軽やかに蠢き、シンセやプログラミングサウンドでユーモアと彩色を増強する。女性のキュートな魅力を振りまきながら唄うヴォーカルもなかなかに麗しい。メロディにしてもとてもキャッチーに仕上げており、全体を通してもダンスとロックの両者をうまい具合に重ね合わせ、なおかつ彼女たちの奔放な魅力はぎっちりと詰められている印象だ。その中でもややチープさを漂わせながらも、非常に昂揚感が高まるダンスロック#4~#6までの流れは本作の白眉といえるだろう。まさに彼女たちにしかできないポップでキャッチーな世界が広がっている。それに曲が進むにつれてニューレイヴ色がだんだん濃くなっていくし。約40分強に収まっているランニングタイムもちょうど良くて、はまる人には間違いなく最後までアゲアゲでいける1枚といえるだろう。

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