Dream Diary ‐‐Review‐‐

ブルックリンの次世代を担うといわれている3ピース・バンド。Jacobさんと女性ギタリストのMadisonさんを中心に結成され、爽やかでポップなサウンドがとても心地よい。


You are the Beat

You Are the Beat(2011)

   ブルックリンの3ピース・バンドのデビュー作。カラっとした太陽の日差しを浴びて心地よく疾走するそのサウンドは、変態生産地のブルックリンからしたら逆の意味で新鮮に映る。彼等の音楽を聴いていると聴いていると爽やかで甘酸っぱい思いで溢れだしてくるかのようだ。ネオアコ~ギター・ポップの軽やかな感触を生かしながら、ドリーム・ポップに迫るハーモニーの清涼感と親しみやすさが印象に残る。瑞々しすぎる純度の高いシンプルなポップネス。草原を駆けるそよ風のようなリズムに乗って、無垢なメロディと柔らかなギターの音色が丹念に紡がれ、胸のど真ん中を射抜く切ない男子ヴォーカルが特徴として曲をちゃんと支えている。それに女性ギタリストによる可憐なコーラスや意外と主張しているベースライン、時々入るタンバリンの音色がしっかり抑揚をつけて透徹としたポップ感をプラス。一言でいえばわかりやすく琴線に触れる音楽に仕上げられているのだ。メロディ至上主義というのは聴けばよくわかるだろうし、スウィートなポップど真ん中で生きていくというバンドの気概も見える。風通しが良すぎる所や、疾走感はあるものの統一された感じのある落ち着きがあるのも逆に良くないように感じたが、日光浴しながらほっこりと聴いていたい音楽であると個人的には思った。ボーナストラックのヴァセリンズのカヴァーも、とてもキュートで明るい仕上がりで好印象を残してくれます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGrumble Monsterをフォローしよう!

スポンサーリンク


▼ フォローする