eastern youth ‐‐Review‐‐

1988年に結成された日本詩ロックバンド。そのエモーショナルな演奏と日本人の胸を熱くする歌は多くの人に支持を受け、また数多くのリスペクトを受けている。


365歩のブルース

365歩のブルース(2006)

 「裸足の音楽社」という独立レーベルをこのたび立ち上げ、新たな旅路へと踏み出したeastern youthの通算11枚目の作品。

 思わず胸を掻き毟りたくなるような、またはVo.吉野と一緒にやるせない感情を叫びたくなるような凄く熱いロックだ。オルタナ、パンク、ハードコア、ブルースなどをルーツとし、そこに情緒のある日本詩が乗れば激エモーショナルで濃厚なイースタン節が炸裂している。これでもかというぐらい男の哀愁が感じられ、それが聴き手の胸をさらに熱くしていく。時に繊細であり、時には豪快でもある彼等の音楽は彼等の生き様そのものであり、誰もが日常で感じる様々な感情のありのままが歌われている。喜怒哀楽はもちろんだが、つまずいたり転んだり、逆にうまくいったり壁を乗り越えたりとそんな誰しもが経験するだろう人生への賛歌は明日への希望と成りうる。不器用で愚直なまでの真っ直ぐな感情表現。そんなオッサン達の魂のロックは20歳近く離れている自分に対しても一生懸命生きることへの情熱を呼び覚ましてくれる。

 #1「荒野に針路を取れ」、#2「片道切符の歌」、#10「365歩のブルース」は詩を噛み締めてじっくりと聴いてみてほしい。生々しい生への渇望はきっとあなたの胸にも強く響くはずだから。 2008年の今でもロック界の雄としてシーンに君臨し続けており、坊主3人集の叫びはこれから先も多くの人を巻き込んでいくだろう。

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