Kidcrash ‐‐Review‐‐

アメリカ・ポートランドの激情ハードコアの新鋭。


Snacks

Snacks(2009)

   InitやDenovaliからリリースされたUS激情ハードコアの新鋭の2ndアルバム。核となっているヴォーカルのエモーショナルな絶叫、変則的な展開ばかりの楽曲は確かにインパクトが大きい。ボクサーのように小刻みなステップを踏んで、素早くジャブを打ち込むようだし、さらにはストレートの威力も備えている。だが、それよりも叙情性と軽快な疾走感の方を個人的には強く感じられるだろうか。ディスク・ユニオンの紹介文では、”FUNERAL DINER+Gosts and Vodka”と形容されている。確かに歌を除けばGosts and VodkaやPele、toe辺りのインスト・ポストロックの影響は大きいように感じられた。クリーン・フレーズを散りばめながら、人を食ったかような変則的な展開を見せつけてくるのだから、なかなかのセンスである。それをコンパクトに収めてるのだから、なおさらね。さらに激情ハードコアに衝突させたかのようなつくり。エモや激情とも強くリンクさせるヴォーカルの叫び、所々で伝わってくるハードコアのアティテュードには、思わず熱くなる。最近のTopshelf Records辺りに感化されている人には間違いなく当たりな作品だと思う。クオリティ高し。

 Bandcampはこちら。http://initrecords.bandcamp.com/album/snacks

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGrumble Monsterをフォローしよう!

スポンサーリンク


▼ フォローする