LiSA ‐‐Review‐‐

岐阜県関市出身の女性シンガー。TVアニメ『Angel Beats!』の劇中バンド“Girl Dead Monster”の2代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜擢されたのを機に注目を集め、以降にソロデビューを果たすと数々のシングル曲でヒットを飛ばす。2014年、2015年と2年連続で日本武道館公演を成功させており、最も勢いのある女性シンガーのひとり。


LUCKY Hi FiVE!

LUCKY Hi FiVE!(2016)

  デビュー5周年を記念した7曲入りミニアルバム。絶好調の女性シンガーは、昨年リリースしたシングルは収録せず、全て新曲で勝負をかけております。7曲で多彩な表情を魅せるエネルギッシュ・ガーリー・ロック。オリコン・チャート3位を記録した去年の3rdアルバム『Launcher』はインパクトのあった作品でしたが、本作も負けてません。

 おなじみの田淵氏による作曲の軽快なロック・チューン#2「Hi FIVE!」でぶちあげ、#3「Psychedelic Drive」ではテクニカルな構成の中で踊らせます。そして、これまでの作品の中でもずば抜けてハードロックな#4「She」がかっこ良すぎて痺れる (PABLO氏が曲提供し、間奏部のシャウトも担当)。リフでの持っていく力もさることながら、特に彼女のパワフル&ハイトーンな歌唱がハマってると思います。#5「halo- halo」は出だしで小っ恥ずかしくなっちゃいますが(苦笑)、これも彼女ならではのライヴ交遊録。

 LiSAとしての在り方であったり、魅せ方であったりをミニという尺ながらも伝えきっている好盤ですね。彼女の勢いは止まらない。


Launcher(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

Launcher(2015)

 岐阜県関市出身の女性シンガーの約1年半ぶりとなる3rdアルバム。正直、1年前は全然知りませんでした(汗)。たまたま見た去年の3月に行われたオアシス21のイベントで知り、さらにはLiSA好きの友人の影響もあって今では気に入ってる女性シンガーです。

 本作においては、彼女自身のやりたいことを突き詰めたというロッキンガールっぷりに弾けた気分にさせられます。冒頭の#1「Mr.Launcher」からクラウチングスタートでの疾走、疾走、疾走。軽快なギターリフとテンポの良いリズムでガンガン引っ張り、優雅でパンチのあるLiSAの歌唱が鮮烈な印象を残していく。「DOCTOR」や「träumerei」といったハードな曲を擁した前作と比べてもロック色がかなり押し出されていて、強烈な昂揚感を伴う作品となっています。

 特にその傾向が表れた、アニメ「魔法科高校の劣等生」OP曲の#2「Rising Hope」やSiMのMAHが作曲した「L.Miranic」の破壊力は文句なし。青空のようなポジティヴさと開放感に満ちた#6「BRiGHT FLiGHT」や#13「No More Time Machine」も良いです。

 また、小悪魔なKAWAiさも顔をのぞかせる#4「蜜」、8bitを配した「エレクトリリカル」等では彼女の多彩なキャラクターを投影。そういった様々な表情や色を発しつつ、LiSAという揺るぎないシンガーの魅力が詰め込まれています。作品を通しての迷いなく突っ走っていくイメージが強い点も惹かれる要因。2014~2015年に2年連続で日本武道館を行った勢いが、そのままパッケージされた感のある興奮と躍動感に満ちた一枚だと思います。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGrumble Monsterをフォローしよう!

スポンサーリンク


▼ フォローする