Loincloth ‐‐Review‐‐

ヴァージニア州リッチモンド出身のテクニカル・ヘヴィインスト・トリオ。


Iron Balls of Steel

Iron Balls of Steel(2012)

   Confessorのリズム隊を含むヴァージニア州リッチモンドのテクニカル・ヘヴィ・インスト・トリオのデビュー作。感情を介さない鋼鉄のリフが振り下ろされ、変拍子と転調を盛り込んで引っ張られ続ける。「売れたくないんですか、君たちは?」と問いたくなるぐらいに非常にストイックな内容で、ヘヴィ&テクニカルにキめまくっております。往年のHellmetを思わせるとのことだが、僕自身はそのバンドの事を語れるほどは聞いてないので引き合いには出せない。しかしながら、徹底的にリフでとにかく押して押して押しまくる点に逆に新鮮味を覚えたりする人もいるだろう。荒野に吹く重金属の嵐。しかも全編を通して本当に無機質・無感情なつくり。さらに複雑な展開も手伝って聴き手を置いてきぼりにする事も多々ある。それでもヘヴィロックにもオルタナティヴにもプログレッシヴにもマスロックにもいい顔しているが、メロディなんて知るかボケっという姿勢を貫き通している点は潔い。ギターソロも切り捨てて、リフと変拍子に生きる強面の男達。男だねえ。それでも3人全員がバカテクだからこそ成せるサウンドであることは間違いない。1~3分台のショート・チューンを16曲並べて”はい、アルバムです”っていう姿勢も感服する。正直言えばおもしろ味をあまり感じないのだが、たまらない人はたまらなく好きだろうなあとは思う。SoundCloudにて全曲フル試聴可。

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