September December ‐‐Review‐‐

After Forever、EVERYDAY NEW DARE、fam等のメンバーが参加している千葉のメロディック・パンク/エモ・バンド。2012年の活動開始以降、マイペースに活動中。


19minutes

19minutes(2013)

 After Forever、EVERYDAY NEW DARE、fam等のメンバーが参加している千葉のメロディック・パンク/エモ・バンド4人組の約1年半ぶりとなる2nd音源。前作『Black Seep』は、「大人エモ始めました」というコピーが付けれそうなぐらい、驚くほど清涼感に溢れたエモ・サウンドに思わず心を掴まれた。その延長戦上にある本作もまた、いい年した大人達が90’s EMOを振りかえりながら、燻し銀の手腕で構築していて好内容に仕上がっている。『Nothing Feeld Good』期のPromise Ringをもっとメロディック・パンク風に落としこんだような、さらにJimmy Eat World的なキャッチーなメロウさを備え、軽やかな疾走感を加えることで晴れやかな気分を運ぶ。波打ち際の砂浜を駆けていくような#1「Ocean」を基点にスタートする全5曲約18分は、世代を超えて愛されそうな魅力を持っている。シンプルなピースを積み上げた感じであるのだが、哀愁を漂わせながらも前向きで明るい雰囲気、それに見事なまでに洗練されたメロディやキャッチーさが実にいい。初期Get Up Kidsの青春疾走系サウンドが心地よい#3「I put letter into the mailbox」、グッとテンポを抑えて胸が張り裂けそうなメロウな楽曲を構築した#4「The wind has died down」などが、個人的には特に好み。しみじみとした懐かしさや甘酸っぱさを湛えている点も良いなあ。国内屈指のエモ・バンドであったBluebeardとは別の形で、90’s EMOの良さが凝縮されているように思うので、オススメです。

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