tofubeats ‐‐Review‐‐

 ネット世代の新進気鋭のトラックメイカー。1stアルバム『lost decade』で注目を集めると、以降も森高千里や藤井隆とコラボレーションした楽曲でさらに話題となる。2014年10月2日(豆腐の日)に『First Album』をリリースした。


First Album

First Album(2014)

 10月2日(豆腐の日)にリリースされた待望のメジャー1stフルアルバム(通算2枚目)。時代の寵児的な扱いをされている気鋭のトラックメイカーが放つ本作は、のっけからlyrical schoolと共に「音楽サイコーッ!!」と歌って気分をアゲアゲにすることからもわかる通りに、とてもハッピーな内容である。洒落たカラフル・ポップのトラック群に、メジャーという資本をバックとした豪華ゲスト陣が華を添えて、楽しい楽しい時間は延々と続く。ヴォーカル入りの歌ものにしろ、捻りの効いたインスト群にしろ、遊び心に溢れたものであって、それがまた各々の個性を際立たせて楽曲の充実へと繋がっている。

 東京女子流の新井ひとみちゃんとokadadaを迎えての#4「Come On Honey!」、藤井隆とともに送る#5「ディスコの神様」辺りは、「音楽サイコーッ!!」と言いたくなるハッピーな昂揚感に包まれるし、真夜中のクラブの華やかさと朝を迎えたときの静けさが表現されたような#8「朝が来るまで終わる事の無いダンスを」も印象的な曲である。ディスコポップ~クラブミュージックを基調としつつ、ここまでJ-POP歌謡的な親しみやすさを詰め込めるのは、tofubeatsの成せる業。キラキラと眩しく、青春のように甘酸っぱく、ノスタルジックな感傷もありと色々な瞬間が切り貼りされている。個人的には、やっぱり昨年に聴いて衝撃的だった[一向にオバサンにならない森高千里]を召喚しての#14「Don’t Stop The Music」が音楽サイコーッ!!って言いたくなるぐらいに好きですね。

 神聖かまってちゃんのの子が参加した軽快なポップ・チューン#6「おしえて検索」、BONNIE PINKとともにしんみりとした哀愁を漂わせる#16「衣替え」もまたよい。全18曲を通して、音楽を聴くことの楽しさを改めて教えてくれるようなそんな作品に仕上がっているように思う。先着購入特典のokadadaによるメガミックス音源『マボロシのDISC 3』も良いですよ。

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