ポストハードコア– tag –
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フレンチ激情系ハードコアの名盤、Gantz『La Chambre Des Morts』
1998年結成のフランス激情ハードコアバンド。既にバンドは解散してしまっているが、Daitroなどと並んでフレンチ激情界に与えた衝撃は大きい。envyを思わせる壮大なサウンドスケープが何より素晴らしい。本記事はラストアルバムのレビューとなります。 -
The Caution Children、必然のエモーショナル
アメリカ・フロリダのポストハードコア・バンド5人組。Tokyo Jupiter Recordsより3枚のフルアルバムをリリース。繊細でいて壮絶なハードコアの結晶。TJLA FEST 2015等、2回の来日ツアーを実施しています。 -
いつも隣にプライスレスな蒼い情熱。Frameworks
2011年にアメリカ・フロリダ州ゲインズビルで結成されたポストハードコア・バンド。2014年に1stアルバム『Loom』をTopshelf Recordsからリリースし、2016年に2ndアルバム『Smother』をDeathwishから発表。名の通った2つのレーベルと契約したように、懐か... -
The Black Heart Rebellion、ハードコアから禅なる音楽へ
ベルギーのゲントにて結成されたエクスペリメンタル系バンド。ハードコアから儀式的な音楽への転質。数度の来日ツアーも経験する彼等の4作品を紹介しています。 -
スペインのポストハードコア・バンドの多分岐、Viva Belgrado
スペイン・コルドバ発のポストハードコア・バンド。 ポストハードコアを根幹にし、静と動のコンビネーションを生かした構成、スペイン語による独特の語感を武器としたサウンドを構築。これまでに3枚のフルアルバムをリリースし、2017年5月には来日公演も経験。本記事は4作品の感想を綴っています。 -
痛みと覚悟の叫び、Svalbard『When I Die, Will I Get Better?』
UKブリストルのポストハードコア・バンド。クラストやシューゲイズを混合させたハードコアを主体にフェミニズム視点の歌詞を突き付ける。日本のenvyやMONOともツアーを共にし、2019年のAfter Hoursにて初来日も経験。2020年リリースの3rdアルバム『When I Die, Will I Get Better?』は高い評価を得ています。 -
慟哭のドラマティック・ハードコア、Milanku
カナダ・モントリオールのポストハードコア・バンド。00年代後半に結成されて、活動歴は10年以上。激情系ポストハードコアとポストロックが結びつくサウンドを主体に、これまで4作品をリリース。2013年10月には来日ツアーを行っています。本記事は彼等の4作品について書いたものです。 -
理知苛烈のハードコア・バンド、kamomekamome
KCHC(柏シティ・ハードコア)の代表格だったヌンチャクの元ヴォーカリストでもある向達郎が、2002年初頭に新たに結成したバンドkamomekamome。『ルガーシーガル』『BEDSIDE DONORS』などこれまで発表されている4枚のアルバムについて振り返ります。 -
孤高の日本産ハードコア・バンド、envy
世界的に活躍する日本のポストハードコア・バンド、envyについて。活動は既に25年を超える彼等、名盤『君の靴と未来』から最新作『The Fallen Crimson』までのオリジナルアルバム7作品と初期EPの感想記事です。 -
不協和音と混沌とした美しさ Hoover『Lurid Traversal of Route 7』
1992年から94年までワシントンDCで活動した、ポストハードコア・バンド。DISCHORDから発売されたフルアルバム『THE LURID TRAVERSAL OF ROUTE 7』について書いています。 -
【黒斑と光芒のハードコア】heaven in her arms
東京を拠点に活動し、国内外で高い評価を得ているポストハードコア・バンド。本記事は全3枚のフルアルバムにEP、スプリットと計5作品について書いています。 -
ハードコアの深化と拡張を続ける激音と情緒 Oathbreaker
2008年に結成されたベルギーのポストハードコア/クラスト・バンド。女性Vo.Caroを中心に醸し出す独創的ムード、ハードコアを基本線にクラストやブラックメタルを取り入れたサウンドで世界と戦う。本記事はフルアルバム2枚について書いています。 【Eros | ...