ポストメタル– tag –
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Mouth of the Architect、ポストメタルを新たなフェーズへ
アメリカのオハイオ州デイトン出身のポストメタル・バンド。2003年に結成。音楽的にはNeurosisやISIS(the Band)の流れを汲むポストメタルとよばれるものですが、作品を出すごとに変化を施し、アルバムごとにカラーが違う作品を生み出し続けています。本記事では全5枚のフルアルバムについて書いています。 -
Callisto、解釈を広げていくポストメタル
フィンランド・トゥルク出身のポストメタル系集団。2001年から活動開始。当初からドゥーム・メタルやスラッジメタルを軸して、ジャズやエクスペリメンタルな要素を交えた音楽性を展開。本記事ではこれまでに発表した4枚のフルアルバムについて書いています。2ndアルバム『Noir』は隠れたポストメタルの名盤として認知される一枚。 -
【深遠なるヘヴィロックの巨神】NEUROSIS
アメリカ・カリフォルニア州にて1985年に結成。初期のハードコアから、スピリチュアルなヘヴィロックへと変化。その芸術性と暗黒を伴うサウンドで後続に大きな影響を与え続けます。本記事は現在、85年の結成から現在までに発表された全オリジナルアルバム11作品を紹介しています。 -
Bossk、揺れ動くポストメタルの波形
2005年にUKケント州アシュフォードで結成されたポストメタル系バンド。ポストロック~ポストメタルを主領域にした楽曲の組み立ての上で、その領域を押し広げていく存在として評価される。本記事ではこれまでに発表された2枚のフルアルバムについて書いています。 -
今でも絶対的な存在、ポストメタルの雄 ISIS(the Band)
1997年結成のアメリカ・ボストン出身の5人組、ISIS(the Band)。ハードコアやスラッジメタルを出自に、多彩かつ前衛的なアプローチを織り交ぜ、”ポストメタル”と呼ばれるサウンドを確立した絶対的な存在。彼等が残したオリジナルアルバム5枚に加え、初期EP、ライヴシリーズ、編集盤など計10作品について紹介しています。 -
スウェーデンのポストメタル巨星、Cult of Luna
1998年にスウェーデンのウメオにて結成された6人組、Cult of Luna。未だ日本の地を見ぬポストメタルの巨星。2022年2月リリースの最新作『The Long Road North』までの全8枚のオリジナルアルバム、Julie Christmasとのコラボ作、2021年2月リリースのEP『The Raging River』の計11枚について書いています。 -
耽美系ポストメタル・バンド、Grown Below
ベルギーのアントウェルペンを拠点に活動するポストメタル・バンド。残した2枚のフルアルバムは、耽美系ポストメタルの新たな指針といえるような作品でした。2015年に解散。 -
重音リーサルウェポン、LENTO
イタリア・ローマで結成されたポストメタル系インスト・バンド、LENTO。内省を促すアンビエントと薙ぎ倒す重轟音を操る強烈な個性。本記事ではオリジナルアルバム4枚とライヴ作1枚について書いています。 -
Presence of Soul、氾濫する重音と至上の解放感
主要メンバーであるYukiやyoshiを中心としたポストロック/ポストメタル系デュオ。肉体的にも精神的にも痕跡を残すような重厚さ、起伏のある壮大なストーリーを持つサウンドを主体に国内外で活動を続ける。2008年にはAnekdotenのサポートを務めた経験があり、幾度もヨーロッパツアーを敢行。本記事は4作品の感想記事となります。 -
The Ocean Collective、深海からの創造。
20年以上のキャリアを誇るドイツのプログレッシヴメタル・バンド、The Ocean(Collective)の8作品について書いています。 -
内的宇宙を巡る、Tacoma Narrows Bridge Disaster『The World Inside』
2009年より活動を続けているUKの4人組バンド。ポストロック~ポストメタル~プログレッシヴロックの影響下にあるサウンドで、平均8分にも及ぶ尺の中で壮大なストーリーを描きます。本記事は2021年作『The World Inside』について書いたものです。 -
言葉を失うほどの重音仕様デュオ、5ive
マサチューセッツ出身のインスト・ポストメタル2人組。同名の某グループとは関係なし。ギター、ドラムという編成で重音を轟かせている稀有なバンド。主に00年代に活躍した。本記事は5作品の感想を書いています。