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今でも絶対的な存在、ポストメタルの雄 ISIS(the Band)
1997年結成のアメリカ・ボストン出身の5人組、ISIS(the Band)。ハードコアやスラッジメタルを出自に、多彩かつ前衛的なアプローチを織り交ぜ、”ポストメタル”と呼ばれるサウンドを確立した絶対的な存在。彼等が残したオリジナルアルバム5枚に加え、初期EP、ライヴシリーズ、編集盤など計10作品について紹介しています。 -
Earthless、サンディエゴ発宇宙行のヘヴィサイケ
2001年にサンディエゴで結成された、ヘヴィ・サイケデリック・トリオ。20年以上にわたって不動の3人で活動しており、長尺インストを軸にして脳内が麻痺するようなグルーヴの嵐に巻き込む。本記事では4作品を紹介しています。 -
黒夢、かつてない変化の歴史
主に1990年代に活躍し、カリスマ的な人気を誇った黒夢。初期のダークなヴィジュアル系としての音楽、中期のポップ性の高まり、後期のパンク路線と変化の歴史をたどります。本記事ではオリジナルアルバム8枚、ミニアルバム1枚、ライヴ作1枚の計10枚について書いています。 -
2022/02/25 ROTH BART BARON『TOUR 2021-2022 無限のHAKU』@ 名古屋ボトムライン ライヴ感想
昨年5月以来のROTH BART BARONのライヴへ。昨年12月にリリースした『無限のHAKU』を携えた全国ツアーの名古屋編。去年は1月→5月に延期したことで偶然にもツアーファイナルになってしまいましたが、今回もツアー終盤を飾る。とはいえ、前週の3公演が延期... -
MORRIE、ロマンティックな、余りにロマンティックな音楽
DEAD END/Creature Creatureの核であるヴォーカリスト。他を寄せ付けない孤高のカリスマとして、音楽シーンに大きな影響を与えている。本記事では2作品を紹介しています。 -
BUCK-TICK、35年を経た世界観の凝縮
1985年結成、1987年にメジャーデビュー。35年以上にわたって継続的に活動する日本のロックバンド。本記事では3作品を紹介しています。 -
PIERROT、狂いと毒の詰め合わせ
1994年~2006年まで活動を続けた日本のヴィジュアル系バンド。デビュー当時は、DIR EN GREYと双璧を成すほど人気を誇ったバンドであり、解散するまで常にチャートTOP10に楽曲を送り続けました。本記事では2作品を紹介しています。 -
bloodthirsty butchers 太陽のように熱く眩い日本語ロック
1987年に札幌で結成され、活動25年を超えてもなお一線級で活動してきた日本のロック・バンド。Dinasour Jr.やSonic YouthといったUSオルタナ勢からの影響を受けたサウンドに、日本人らしい情緒や風情、また自身の剥き出しの感情を包み隠さずに封じこめた音楽で数々のミュージシャンに大きな影響を与えました。本記事では3作品を紹介しています。 -
Ancestors、ノスタルジックなドゥーム・メタル
ロサンゼルスのプログレ/ドゥーム・メタル5人組。ブラック・サバス直系の引き摺る様なリフ、野太い雄叫が暗黒の景観を奏でていくドゥーム/ストーナー・ロックを軸足に、70年代のプログレの幽玄美を演出したサウンドが特徴。本記事は3作品を紹介しています。 -
Gifts From Enola、剛腕なインストからポストハードコアへ。
2005年から2013年まで活動したアメリカのポストロック・バンド。初期は優美轟音のインスト・バンド、後期は激情系ポストハードコアと音楽性を変化させて、自身の未来を切り開いていきました。本記事では4枚のフルアルバムを紹介しています。 -
スウェーデンのポストメタル巨星、Cult of Luna
1998年にスウェーデンのウメオにて結成された6人組、Cult of Luna。未だ日本の地を見ぬポストメタルの巨星。2022年2月リリースの最新作『The Long Road North』までの全8枚のオリジナルアルバム、Julie Christmasとのコラボ作、2021年2月リリースのEP『The Raging River』の計11枚について書いています。 -
Tim Hecker、煌びやかさと柔らかさが同居したノイズの奔流
kranky、mille plateaux、alien8、staalplaatなど世界中のレーベルからリリースしているカナダ人音響系アーティスト。Pitchforkをはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージックアルバム受賞歴もある。現在までに10枚のフルアルバムをリリース。本記事では5作品を紹介しています。