2024年に映画館で鑑賞した作品の簡易的な感想置き場です。去年は全然、観れてないので2024年はきっちりと観ていこうと決意して記事にしました。しかし、鑑賞スタートがGWからなのでだいぶ出遅れ気味ですが。
※ 鑑賞したのが新→旧の順に並んでいます。
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2024年に観た映画一覧①
ある一生
1900年前後に生まれ、オーストリアの山岳地帯で生活の大半を過ごした男の一生。孤児であった幼少期から事あるごとに不条理のデスマーチに心身が折られる。引き取られた農場主からの奴隷労働、大自然が完全に引き離してしまった妻、戦争捕虜など。自分ではどうにもならない出来事の連続。
それでも男は泰然と生き続けた。過酷な運命を受け入れ、人生にある程度の満足を得て80歳でひっそりと土の中に還る。雄大かつ明媚なアルプスが人生を翻弄しますが、それでもひとりの男の大河浪漫にグッとくるものがありましたね。心に残る生き様だったといいますか。
『傷は積み重なる。その全てが人を作る』という作中のセリフが響きました。
ポチップ
こちらが原作小説。全世界で160万部を記録するベストセラーになっています。