2013/11/17 SIAM SHADE 「LIVE TOUR 2013 HEART OF ROCK 7」 @ ZEPP Namba

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 故・中村マネージャーの7回忌に合わせた12年ぶりの復活ツアー「HEART OF ROCK 7」、3公演目となる大阪である。おそらく今回のツアーで最も倍率の高かったライヴだろう。ご多分に漏れず、僕も先行予約で3回トライして全くダメだったので、行くのを諦めてた(ま、日本武道館公演も発表されたしね)。地元にも関わらず、先の名古屋公演も平日で開演が19時だから仕事で間に合うわけもなしで涙。

 けれども、先月のさいたま公演を見に行った時にSIAM SHADE関連の知り合いを通して、大阪のチケットを譲っていただけることになったので足を運びました。スタンディングの彼等のライヴもやっぱり体感しておきたかったのでね。しかも譲っていただいたチケットが100番台というありえない良番だったので、ありがたく前の方で拝見。さいたまの時は、最後尾に近い300レベルだったし、次に行く日本武道館も席に関しては全く期待していない(多分、良くない気がするんで)。なので、こういう時こそがんばって前で見ておきたいと思ったのが大きいですね。

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 今回は機材トラブルもなく、10分強ぐらいの押しでライヴはスタートする。もちろん、SE「LIGHT FOR CLOSED YOUR EYES」を背にメンバーが次々と登場。一呼吸を置いたのち、6年前に復活した時と同じ「NO CONTROL」で久しぶりの大阪公演を衝撃で包む。「オイ!オイ!」と初っ端から大きな盛り上がり、そして合唱。続けて、NATCHINの「イマジネェーショーン」の叫びから、同じくインディーズ期の名曲「IMAGINATION」へと繋っていく。もはやセットともいうべきこの2連撃は強烈という他なく、必然的に熱狂が会場の後ろまで伝播。今回はスタンディング公演で、さらに前の方で見ている事もあって、その迸る熱気と情熱をビンビンに感じる場面が多々あり。もちろん大阪の人達も待ち焦がれていたのだろう、SIAM SHADEというバンドのライヴを。

 2曲が終わったところで、「久しぶり!元気だった!」と語り始める栄喜。それから、「あんまり盛り上がると近所の会社から苦情が来るらしいからな。でも、苦情が来るのは名誉だからどんどん盛り上がって!」と煽ってくる。ちなみに苦情が来て一騒動起こったのは、VAMPSらしいですね(笑)。

 それからは「RAIN」「TIME’S」と初期のシングル曲、さらにはさいたま公演以降も継続して演奏されている「CALLING」、「素顔のままで」と続いていく(「TIME’S」ではアウトロのアレンジが変わってるかと思えば、これがシングルVersionだと帰ってから確認)。イントロからどよめいた「CALLING」はライヴだと切なげハードロックがさらに極まるし、「素顔のままで」は聴かせるタイプの曲なのにこんなに盛り上がるのかと感心。そして、荘厳なピアノからこの日も来た「Greyish Wing」が軽快な疾走感と共に鮮やかに空を駆け抜けていくような感触に加え、メロディの美しさが際立っている。hide氏に捧げた曲ではあるが、今ツアーで必ず演奏されている事を考えると、中村さんが生前に愛していた曲のひとつなのかもしれない。

 サプライズだったのは「今はただ・・・」が披露されたこと。こちらもインディーズ期の曲のひとつだが、思いっきりヴィジュアル系よりのこの曲も、今聴くとなんだか新鮮に感じられる。続いて、壮大な名曲「Life」が圧倒的なスケールで人々に生命・人生を問う。ひとつひとつの言葉が、メロディが心の奥底で響き、感情を昂ぶらせていく。何度聴いても素晴らしい名曲である。ただ空気読まずに曲の途中でDAITAとか叫んだバカ、本当にやめてください。

 メンバーのテクニックを存分に堪能できるインスト・タイムでは、「Solmon’s Seal」から始まり、「Triptych」~「Virtuoso」と珠玉のインスト群が、スリリングに興奮を誘う。「楽しんでるかー!」と叫ぶDAITAは、相変わらず凄まじいギタープレイで観客を魅了。また、淳士のドラムソロ・コーナーもあり。個人的には、バスドラムの”サクマ注意”を近くだったから肉眼で確認できたのが嬉しかった(笑)。ここ最近は、歌入り楽曲の断片を演奏するメドレー形式だったのだが、個人的には今回のようにインスト曲3連発の方が良いかも。

SIAM SHADE XII ~The Best Live Collection~ 「グレイシャルLOVE」から幕を開けた本編後半戦では定番曲がズラリと並ぶ。「LOVESICK~You Don’t Know~」で巻き起こる大合唱、「PRIDE」~「PRAYER」という彼等のライヴでの鉄板の流れ、そして「最高の歌をお送りします」という栄喜の言葉からスタートしたファンの間では特に人気の高い名曲「Dear…」が呼ぶ感動。隣にいたお姉さんが「Dear…」の時に泣いてたけど、SIAM SHADEのライヴはこうでなくっちゃっていうのがこの流れの中に詰まっている。この日のライヴで実に7割近くを占めたという男どもの血が騒いだだろう「D.Z.I.」の破壊力は天上知らずであったし、始まる前にDAITAが中央でフライングVを構える姿に思わず見惚れたラスト「GET A LIFE」は、栄喜が訴え続けた「ひとつになる」ぐらいの熱狂の渦に包みこんでいた。「あっという間に終わっちまうぞ。だから”ライヴ”っていうんだ」という栄喜の言葉が語るように、あっという間に終わってしまった本編であった。

 メンバー全員がグレーのツアーTシャツに着替えて始まった、最初のアンコールは「Still We Go」から。今日も「今、俺たちはひとつのSIAM SHADE」というクサ過ぎる詞を歌う場面で思わず拳をあげて満足感を覚え、「1/3の純情な感情」と「Dreams」での大合唱と一体感にも心地よいものがあった。「Dreams」では途中で栄喜に無理やり歌を振られたKAZUMAの戸惑いが、なんだか良かった。本当にひとつのSIAM SHADEだな(笑)。最後の曲は当然「Don’t Tell Lies」で、「もっと飛べ!ひとつになるぞー」と煽った栄喜の言葉通りに最高潮の盛り上がりを迎え、熱く熱く熱くライヴは幕を閉じた。

 最後は記念撮影、そしてお馴染みになってきたDAITAのMCから「1、2、3、蛇ー!」と会場全員で叫んで締めくくり。「また来月に大阪来るから、みんな来いよー!」という言葉を残したDAITAに対し、栄喜は「(苦情の)電話すんなよー」と一言残し去っていった(笑)。

 まあ、名古屋とセトリがまるっきり同じはねえ・・・とか、さいたまの方が1曲多いし、内容や演出が良かったというのは否めない点もある。だが、スタンディングならではのライヴの熱気、そしてこの近さで最高にカッコいいオジさん達が見れたのは良かった。近くにいた男の人が、名古屋よりも熱くてヤバかったと漏らしてたぐらいだから、本日の盛り上がりは別格なんだろう。あとは彼等の聖地である日本武道館で、奇跡を見せてもらおうじゃありませんか。と「HEART OF ROCK 7」ツアー最終地点に思いを馳せます。まずは、そこに至る3公演を無事に終えますように。

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‐‐‐setlist‐‐‐

‐‐LIGHT FOR CLOSED YOUR EYES ‐‐
01.NO CONTROL
02.IMAGINATION
03.RAIN
04.TIME’S
05.CALLING
06.素顔のままで
07.Grayish Wing
08.今はただ…
09.Life
10.Instrumental Songs(Solomon’s seal – Triptych – Virtuoso – 淳士Drum SOLO -Solomon’s seal)
11.グレイシャルLOVE
12.LOVESICK ~You Don’t Know~
13.PRIDE
14.PRAYER
15.Dear…
16.D.Z.I
17.GET A LIFE

‐‐‐encore1‐‐‐
18.Still We Go
19.1/3の純情な感情
20.Dreams

‐‐‐encore2‐‐‐
21.Don’t tell lies


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さいたま公演に続いて、Tシャツ3枚目(笑)。本当はマフラータオルが欲しかったけど、限定カラーは売切れだったのでこれを買いました。大阪は思いっきり阪神カラーでした。名古屋は中日の青白カラーだったっていうから余計欲しいじゃない。

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