2015/09/15 DIR EN GREY「TOUR15 NEVER FREE FROM THE AWAKENING」@ ZEPP NAGOYA

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 有吉反省会で話題が持ちきりになった中での、DIR EN GREYの2015年秋の全国ツアー名古屋編であります。名古屋はだいたいは2DAYSでまわっていただけますが、久々に平日で1日のみという(切り捨て0)パターン。まあ、それでも売切れずに余裕のある感じでしたね。テレビ効果で、Shinyaファンが大量発生するわけはなかった。というか東海地区は、有吉反省会が数週間遅れで放送されているから仕方がない(苦笑)。

 それにしてもだ。京さんが登場した時に聞こえてくる歓声・・・じゃなく悲鳴。遠くから見ると黒い修道士のような服装(twitterで見かけたが、実際は黒シャツとガウチョパンツだったらしい)はいいとしても、顔を見るとスキンヘッドにも近い坊主頭になっているではないか。なんかの禊かよ。そりゃあ、悲鳴もあがる(苦笑)。春のツアーも髪がピンクになってたり、最近の名古屋公演は模様替えになっているのだろうか。

ARCHE

 ライヴの方は、ヨーロッパツアーを含めての9thアルバム『ARCHE』進化/深化の旅路は、ひとまず切りがついた感じか(本陣が2月に控えていますが)。事前にToshiyaのcameranで新旧入り乱れになるかもと予告されていたが、新作からほぼ全曲披露していた春先のツアーからセットの方が随分と変化している。本編にて「DOZING GREEN」「朔-saku-」などが演奏されたことにかなり驚きだが、確かに入り乱れ状態。なかでもDIR EN GREYの絶対的核を表現し、心臓に直でぶつけてくるような「VINUSHKA」は相変わらず凄まじいものがあった。彼等にしか成し得ることができない音楽と世界。「ここが真実だ」と。

 『ARCHE』からようやくの初披露となる「てふてふ」は、赤い証明に照らされる中で艶めかしいメロディが優雅に舞う。また、INWARD SCREAMから「and Zero」へ繋がっていくのもライヴの劇性が高められていくようで美しい。個人的に「and Zero」の最中、京さんがお立ち台でパントマイムのような仕草をしていたのも印象的である。

ain’t afraid to die

 アンコールでは、不意打ちの如き季節外れの「ain’t afraid to die」が披露されて、脳味噌が半回転して思考が一瞬停止。まさかのまさか。ライヴだと10年ぶりぐらいに聴きましたが、名バラードは色褪せることなく、積年の表現力の積み重ねを伴って涙腺を緩ませる。おそらくsukekiyoの匠さんの仕事だと思われる、鍵盤のアレンジがされていたのも好印象。演奏後には大きな拍手が5人に贈られていた。さらにDIRの00年代前半の旅は「鼓動」~「CHILD PREY」と続いていく。なんちゅー、俺とか言うおっさんホイホイな選曲(笑)。そりゃあ、拳振り上げて「オーオーオーオーーオーオーオー」と言っちゃうでしょ。

 例のMVとともに「Revelation of mankind」では地獄を見せる。そして、「もっと生きてください」と京さんが言い残してから始まったのは「Un deux」。ライヴを通してメッセージ性の強い曲が並んでいたが、最後は「大地を蹴り進め」とエモーショナルに歌うこの曲に終結する。歌詩をスクリーンに映していたのが記憶にあるが、痛みと向き合いながら前に前に進む。こうしてステージと会場が一体となり、力強く名古屋公演の幕を閉じたのだった

 特殊な昂揚感に包まれた素晴らしいLUNATIC FESTの好演以来だったが、本日はそこから一味違うDIRを見せてもらった気がします。ここまで過去曲を持ってくるとはね。さらにまさかの「ain’t afraid to die」を演奏するとはね。それでも締めくくりに「Un deux」を選ぶのが今のDIR EN GREYのモード。そして、このツアーが日本武道館公演へとつながっていくのでしょう。

‐‐‐setlist‐‐‐
00.SE
01.Behind a vacant image
02.鱗
03.Sustain the untruth
04.DOZING GREEN
05.Merciless Cult
06.朔-saku-
07.てふてふ
08.濤声
09.VINUSHKA
‐INWARD SCREAM‐
10.and Zero
11.Chain repulsion
12.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
13.THE FINAL

‐‐‐encore‐‐‐
14.ain’t afraid to die
15.鼓動
16.CHILD PREY
17.Revelation of mankind
18.Un deux

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