【ライブ感想】2024/04/17 VMO presents DEATHRAVE×VMOCRILIM double release tour NAGOYA

 Vampilliaは定期的にみているのですが、今宵は8年ぶりのVMOであり、10年ぶりのMick Barr先生(Krallice)でした。

 8年前にVMOをみたのが豊田市駅前のフリーライブ。Vampillia→VMO→Vampilliaとぜいたくな3ステージ。その頃から太陽拳よりも太陽拳なストロボ、ブラックメタル+電子音楽の脅威をみせつけていました。

 ザスターさまが2017年に加入し、ついにリリースされた2ndアルバム『DEATH RAVE』。端的に例えるなら1stが陰キャ、2ndが陽キャと作品紹介には書いてます。『DEATH RAVE』はブラックメタル感が薄れてデジタルハードコアっぽい運動性と煌びやかなサウンドを持ち、日頃のストレスをチャラにする過激な祝祭となって表れていました。

 ライヴはここに視覚効果が加わる。ピカチュウよりもピカなストロボ、スクリーンには曲に連動したVJ。そしてザスターさまの狂暴なスクリームとフェミニンな可愛さが調味されたVMOのライブは、理不尽な衝動性とエンターテイメントがつまっておりました。

恐怖のアトラクションすぎる

 Vampilliaとのちがいでいえば即効性の高さでしょうか。高速BPMでズンズンくる低音、レイブ感あふれる電子音がめっちゃ体に効く。エナジードリンク10本分流しこんでる感じで。曲によってはメイヘム(要するにモンゴロイド氏)、ダークスローン(要するにミッチー氏)が客席を茶化しにやってくる。

 曲ごとの即効性とは裏腹にライブ全体はストーリーに沿ったデザインがされているのも見事。2099年からやってきたストロボウォリアーズという謎の生命体である設定は守られている。体感し終えてからはなんで8年もの長い期間、VMOを見てなかったんだと本気で後悔したぐらい。それぐらい良かったですよ。

 Nadjaとダブルで来日していた時以来、10年ぶりにみたMick Barr先生はオープニングで35分ぐらい演奏。常人だったら5分ももたない右手の高速ピッキング、こちらも手が攣りそうになるけどなめらかな左手の運指。これをほぼ休みなく延々と弾き続ける超人ぶりをみせつけられました。さすがにトレモロが代名詞だけあります。

Mick Barr(写真右)の未来警察みたいなサングラスなんなんだよ

 VMOCRILIMは曲始めに毎回”せーの!!”であわせ、光と電子音とトレモロとデスボイスで超高速エクストリームアタックする。1~2分前後の曲を4曲演奏し、謎の生命体たちによる速さという概念をぶちこわしていました。

—setlist—(たぶんこんな感じ)
01. PLANET HELVETECH
02. WARP
03. Welcome to DEATH RAVE
04. Satanic Violence Device
05. MARTELLO MOSH PIT
06. VENOM
07. Ecsedi Báthory Erzsébet
08. FYRE
09. Song for the moon
10. Flapping Dragon Wings

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