お世話になっているTokyo Jupiter Recordsさん主催のJAPAMOSPHERE 2019を観るために下北沢ERAへ。昨年のAmenra来日公演以来だいたい1年ぶりの同会場。The Oceanが来日するというのも奇跡ですよ。
Paleは時間の都合で見られませんでしたが、2番手は久しぶりのof decay and sublime。1曲目の「Womb」が全身と全心にとても響いてきて、この時点で今日観に来てよかったとなりました。
去年以来のVampilliaは新曲がさらに多いセットだった（と思う）けど、狂騒と美の饗宴が心をつかむ。最初に演奏した曲やyoutubeにデモとして上がってる曲がとにかく良いです。中華風のフレーズを使った新曲も印象的でした。
Tengil。スウェーデンのポストハードコア/シューゲイザー系のバンドで、イケメンじゃないと履けない丈の短パンが気になりましたが、壮麗系ギターと美声が包み込むよう。Tokyo Jupiter・キミさんの話ではこの日が最終公演ということもあって、ゆったりとした壮大な感じのセットリストだったそうな。
ドイツのポストメタルの巨星、The Oceanをついに体感。先カンブリア時代、深海、古生代とアルバムごとに難解なコンセプトを掲げて製作しているバンドですけど、ライヴは人情味溢れるもので、迸るぐらいの情が苛烈＆静謐な音とともに流れ込んでくるものでした。
ヴォーカルの人があんなアグレッシヴな人だとは。Rosettaもそうでしたけど、勝手に知性派バンドみたいな括りにいれちゃいかんと改めて実感したものです。あとは思ったより歌が強調されてるなあというのも感じて、しゃがれて渋みのある歌声が滋味深く。その辺りがまたThe Oceanらしさのひとつなのかなと。ライヴはダブルアンコールの「Firmament」で歓喜と一体感が最高潮に。とても良かったです。
The Ocean セットリスト
00. The Cambrian Explosion
01. Cambrian II: Eternal Recurrence
02. Ordovicium: The Glaciation of Gondwana
03. Silurian: Age of Sea Scorpions
04. Bathyalpelagic I: Impasses
05. Bathyalpelagic II: The Wish in Dreams
06. Permian: The Great Dying
07. Benthic: The Origin of Our Wishes
08.Firmament