Momentum ‐‐Review‐‐

▼ シェアする

Plague Mass, Light Bearer, Fall of Efrafa, XZieglerX等のメンバーで結成されたUKクラスト・ハードコアバンド。


whetting

Whetting Occam’s Razor(2011)

   Plague Mass, Light Bearer, Fall of Efrafaによる新バンドの1stアルバム。Light Bearerの最重要人物Vo.Alexはこちらでも大活躍である。

 スラッジ/ポストメタルの重い音塊を所々で轟かせてはいるが、さすがにLight BearerやFall Of Efrafaとは違った感触で全体的にクラストという要素が濃く出ている激しい作品だ。多少のアート感覚に気を払っているような部分もあるが(#7のミドルナンバーとか#14の深遠なSEとか)、重厚で鋭利なサウンドを主体に荒野を激走し、苛烈を極めていく。そして、アレックスの地を脅かす壮絶なる絶叫が凄まじい衝撃。例えるなら鉛のように重いハンマーを撃ち落とすような感触と、鋭い刃物のような切れ味が同居した感じで尋常じゃない破壊力がある。挨拶代わりの#1から超威圧的なサウンドを繰り広げ、#2や#5といった曲でどんどんと加速。30秒しかない#8にしてもバンドの攻撃性を確かめられる楽曲に仕上がっている。アコギから流れ出す哀愁がちょっとした凪と清涼をもたらしもするが、雪崩のように次々と送り込まれる激烈曲の数々に圧倒されることだろう。しかも#15のラストはかつてのFall Of Efrafaを思わせる超大なスケールで圧倒。Alexの関わりを感じさせる美意識もまた良く、全15曲は流石の内容だ。His Hero Is Gone系の音が好みの方には胸熱な作品かと思う。個人的にはLight Bearerの方が好きですけどね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGrumble Monsterをフォローしよう!

スポンサーリンク


▼ シェアする

▼ フォローする