THE ACT WE ACT ‐‐Review‐‐

愛知県TOYOTAの7人組ハードコア・バンド。11年に『いってきます』、15年に『リズム』という2枚のアルバムをリリース。地元を中心に地道に活動中。


theact2015

リズム(2015)

  公式ホームページを魔法のiらんどで作っている愛知県TOYOTAの7人組ハードコア・バンドによる2作目。前作『いってきます』より4年ぶりとなるようですが、個人的には初聴です。

 誰しも生活する上で『リズム』が存在すると思いますが、この『リズム』に慣れるのはなかなか難しいのが本音でしょうか。アングラ的なキナ臭さと不穏な空気感の渦巻き。オープニングを飾る表題曲#1「リズム」の挑発的な煽りもあるにせよ、速射砲の如きラップ調の歌やフリーキーなサックス、肝心要のリズムによる異様なグルーヴで心も体も乱されます。7人編成による土着的で立体感のあるサウンドは特徴のひとつ。全体的にはオルタナティブ~ハードコアと表現できるかもしれませんが、混沌としてて掴みどころのなさは独特の味といえます(メンバーの解説によると、本作はシンプルにしたらしいが)。

 各楽器がえらく火花を散らす割りとストレートな曲調の#2「Blind Violence」や山奥で行われる儀式のよう前衛曲#5「火をつける」等、ヤーレン狂乱狂乱 (ハイハイ)のノリ。終いには#7「Revolution in the summer」で夏しちゃってるはっちゃけモードになり、#8「Night stride night」ではハードコアとフリージャズのぶつかり稽古みたいな展開が挟まれ、聴き手のリズムを大いに狂わせる。異端であろうとするが故のひねくれっぷりが十分伝わる1枚ですね。

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