2011/12/16 Boris「”HOPE” Japan tour 2011」@ 池下CLUB UPSET

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 直前に行われた過去最大規模のUSヘッドライン・ツアーを成功に収めたBorisが久しぶりの東名阪ツアー。名古屋へ来るのはなんと4年半ぶりのこと。しかも彼ら自身がヘッドライナーという形でこちらに来るとは、かなり貴重な出来事です。

 まずはゲストのEternal Elysiumがプレイ。地元・名古屋で長らく活動を続けるドゥーム・メタルの重鎮でBorisとは旧知の中。昔から対バンなどを通じてお互いを刺激し合い、切磋琢磨してきたようです。この日は「Views On C#」で始まり、フラワー・トラヴェリン・バンド「Satori pt.3」のカバーを含め、ラストの「Agent Of Doom」まで50分超のステージ。その重く煙たいサウンドは全感覚を揺らし続けた。

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Boris

 30分程のインターバルを挟んで、視界を遮る大量のスモークの中でBorisが登場。本日も第4のメンバーともいうべきギタリスト・栗原ミチオ氏を加えた編成。序曲の「Riot Sugar」を豪快に打ち鳴らして、会場を早くも制圧していく。続けてドライヴするロックンロール「8」、「Statement」を畳みかけるように披露。そのタイトでアグレッシヴな演奏に会場の熱気も上がる。

 セットリスト自体は直前のUSツアーを基にしたものとなっており、全世界に向けて総攻撃をしかけた今年発売の3作品『New Album』『Attention Please』『Heavy Rocks 2011』からの選出がメイン。「Attention Please」ではWataさんのキャラクターを生かしながら暗く妖しい風景を拡げ、「フレア」ではポップという要素を武器にまで昇華。ツアーの少し前に、彼等が来年発売の新作ゲーム『極限脱出ADV 善人シボウデス』に楽曲を提供したという情報が流れましたが、常に開拓していこうとする姿勢が伺えます。

 途中の「久しぶりに名古屋に戻ってこれて嬉しい。来てくれたみなさん、ありがとうございます。」というAtsuo氏の謙虚なMCには驚かされたが、彼等自身も久々の東名阪ツアーを楽しみにしていたよう。直後の「Missing Pieces」では、個人的に9月の東京と京都で体験した時以上の轟音に全身が震えました。また、メンバーの姿が見えなくなるほどのスモークの中で披露された「Aileron」におけるサイケデリックな大轟音は、まさにBorisでした。

 アンコールにも応えてくれて、「終電、大丈夫?」というAtsuo氏の思いもよらぬ言葉のあと、代表曲「決別 -farewell-」でショウは締めくくられる。2011年は4回、Borisを体験しましたが、100分を超えるライヴに大満足。

— set list —
01. Riot Sugar
02. 8
03. Statement
04. Attention Please
05. Party Boy
06. フレア
07. Spoon
08. Missing Pieces
09. Window Shopping
10. 1970
11. Pink
12. Aileron
13. Looprider

— encore —
14. 決別 -Farewell-

なお、本公演は2021年3月5日にライヴアルバムとしてBandcampにてリリースされました。

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