【アルバム紹介】Abest『Asylum』

 2011年に結成された北ドイツのポストメタル+ブラッケンド・ハードコアの融合を成す4人組。2014年5月にデビュー作となる『Asylum』をリリースした。これまでにフルアルバム3作を発表している。

 本記事では1stアルバム『Asylum』について書いています。

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アルバム紹介

Asylum(2014)

 1stアルバム。同郷のポストハードコアの先鋭であるTrainwreck等もリリースしている”This Charming Man Records”からの発売。

 初っ端の#1『Nebel』から完全に殺りにきていて、その黒々しい重音の轟きに血が騒ぎます。続く、鈍色のアルペジオと鉄槌の如きリフを使い分けながら、壮重な展開で持っていく#2「Oubliette」で彼等の世界観がより露わになってくる。

 聴いた感じだとポストメタルとブラッケンド・ハードコアの融合というイメージ。そこにはブラックメタルやネオクラストといった要素もブレンドされており、ドイツの先輩格であるDownfall Of Gaiaに感化されていそうな感じもあり。

 地割れするようなスラッジ・リフと野性味あふれる低音咆哮を肝にし、虚無感の強いメロディを継ぎ足しながらドラマティックに暗黒観を表現。

 拷問の重音地獄に苛まれていたかと思えば、終盤で謎にエンジンがかかって破滅へと加速していく#4「Asylum」には正直驚かされた。アルバムのタイトルが同じということもあるが、ポーランドのMorneに通ずるものがあります。

 ”漆黒のアイシス”と化したラスト曲#7「Monolog」も衝撃的であり、デビュー作にしてかなりの説得力を持つ重く黒い作品を生み出すことに成功しています。

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Bonds of Euphoria(2019)

 2ndアルバム。

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Molten Husk(2022)

 3rdアルバム。

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