時代は完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。それはマスク~リモートワーク時代になってさらに加速。2020年は300機種ほどが発売されたというのをこれを書くために調べている際にどこかのサイトで見ました。毎週毎週、いろいろと発売されては目移り&耳移りしてしまう。
ガジェット系のYouTuberをいろいろ観ていることもあり、それみている人間は単純なもので欲しくなる。購買意欲をそそるものは最近は見ないようにしていますが(笑)。
今回は、わたしがどの完全ワイヤレスイヤホンを使ってきたかを書いてみます。ざっとした感想で詳細に書くわけではありませんが、この人はこれを使ってるのかと参考になれば幸いです。
完全ワイヤレスイヤホン購入&使用歴
2019年12月に完全ワイヤレスイヤホン・デビュー。その後に3機種を購入&使用。以下がそのおおまかな流れとなっています。先に言っておくとAIrPods Proは購入しておらず、試聴もしていません。
これまでの完全ワイヤレスイヤホン使用歴
- AVIOT TE-BD21fーpnk (2019年12月~2020年5月)
- SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 (2020年5月~2021年1月)
- Jabra Elite 85t (2021年1月~2021年8月)
- SONY WF-1000XM4 (2021年8月~) ←今ここ
2019年12月に凛として時雨のピエール中野さん監修「AVIOT TE-BD21fーpnk(通称:無線ピヤホン1)」を購入したのが最初です。当時はSONYのWF-1000XM3、NOBLE AUDIO FALCONとどれを買おうか迷いましたが、ピ様のネームバリューに釣られました。 めちゃくちゃ売れてたというのもあります。それに凛として時雨は13~14年前にライヴを2回観てますし(笑)。
そこから2年以内で合計4機種。基本的にミドル~ハイエンドクラスを買っています。毎日使うものにはお金をかけるべき!とスマホ&イヤホンは良いもの志向でいくということで、そうしています。
参考までにいうとiPhone 12 mini、パソコンとの接続。ゲームはスマホゲーム含めて一切しません。聴く音楽はこのブログで書いているヘヴィな音楽が多いです。
使わなくなったものはあっさりと売却していますので、今はもうWF-1000XM4以外は手元にありません。わたしは使い分けないので、ひとつだけを使い続けます。「壊れたとき、どうするの?」はありますが、そうそう壊れません。一応、使ってきたのはどれも壊れていない。
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際の注意点
選ぶ際にわたしがとにかく伝えたいことは装着感を何より重視してほしいということです。最初に購入した完全ワイヤレスイヤホンでそれをとにかく痛感しました。
付属していたイヤーピースをどのサイズに変えても左耳側が落っこちやすくて、実際に結構落としてました。対策として、別のイヤーピース(SednaEarfit Short)を買う手段で解決はしましたが。とはいえ落ちないかという心配は減らず、ひいてはイヤホンの音質を最大限発揮しているのかなあと疑問まで浮かんでくる始末。だから耳に合うものを選んでください。これも独立型にしたから気づいたのですが、右耳と左耳って意外と大きさが違うみたいです。
一番最初に買ったイヤホンだけは店頭試聴しましたが、1週間ぐらい使わないと結局わからないという結論に達しました。以降は試聴せずに良さそうなものを買うというスタイルへ。
何種類か使ってきて、わたしだったら以下の機能が欲しいところ。
- ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
- イヤホン本体での操作性
- 専用アプリあり
- 防水性能
- 連続再生時間6時間以上
- Qi充電対応
AVIOT TE-BD21fーpnk
わたしの完全ワイヤレスイヤホンのデビュー作。購入時価格は21000円を少し超えるくらい。通常のTE-BD21fとの違いでいえば低音が強調されたということ。実際に聴き比べたわけではありませんが、確かに高音よりも中低音に力が入っている感じ。トリプルドライバー採用ということで、音の分離感がしっかりあるように思いました。花澤香菜さんがボイスガイダンスしているのも特徴です。
それにしてもケーブルありからケーブルなしでこうも変わるのかと驚きもありましたが、前述の注意点で述べたような耳に合わない問題に悩まされます。右耳はしっくりくるのに左耳がどうしても合わず、ケーブルのストレスが無くなって耳に合わないストレスが逆に出てくるという(苦笑)。良いものでも自分に合わないとダメっていうのをデビュー作で学びました。イヤーピースを買うことである程度は解消。でも、なんだかしっくりこないというジレンマ。
ちなみにこちらはノイズキャンセリングと外音取り込み機能なし。アプリなしという仕様。この辺りがあるのが欲しくなったこと、前述の問題が重なり、次へ移行していくことになりました。無線ピヤホン1は絶対いいものなんですけど、自分には合わなかった・・・。
現在は廃盤となっています。後継機種のTE-BD21j-pnkが発売中。
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2
発売当初(2020年4月~5月)にかなり話題になっていたこちらへ。米倉涼子さんに「高すぎるっ!」といわれるぐらいで購入時は約36000円ぐらいしました。10万円給付の一部使用。
悩まされていた装着感はまず解消。そして音質はこれまで購入した数少ない完全ワイヤレスイヤホンの中では一番良いと思います。高・中・低の音域が滑らかで広がりがある。ヘヴィな音楽を聴くことが多いのですが、そこまで聴き疲れしない。初めてアプリがあるものを買いましたが、イコライザーをいろいろいじって楽しむも、結局はデフォルト状態で聴くことが多かったですね。
ノイズキャンセリングと外音取り込み機能あり。というのは本商品が初めてでしたが、この機種はそこそこレベルです。音質劣化につながらないように控えめ。本体の遮音性が高いので、これぐらいで十分とは感じます。Qi充電は未対応。
音は一級品。なので、音で選びたい方はこれですかね。
Jabra Elite 85t
2020年の年越し間際に購入。主には2021年に入ってからの使用です。ゼンハイザーからこちらへ乗り換え。ガジェット系YouTuberの何名かが2020年ベスト完全ワイヤレスイヤホンに選んでいたので興味を惹かれました。JBLのCLUB PRO+の方がベストだという人が多かったのですが、アプリの使い勝手の良さとマルチポイント接続機能が気になってこちらを購入。
BOSEとかAirPods Proのノイキャンを体験してないのはあれですが、Jabra 85tも十分な性能があるかなと感じます。外音取り込み機能は、ゼンハイザーと比べるとかなり自然。楕円形のイヤーピース、セミオープン型というのが気になる人は気になるかもしれませんが、個人的に耳への装着感は良いです。圧迫している感じがあまりない。わたしはリモートワークではないので、このご時世でも通話しないんですけど、通話品質もピカイチと言われています。
わたしが頻繁に使っていた機能が、アプリのサウンドスケープという機能。ピンクノイズや海の波、せせらぎなどの音(全12種)を流し、周りの音を阻害して集中できるようにしてくれます。
既に手元にはありませんが、使いやすさで選ぶならこれです。ただ、Elite 7 Proが発売されるのでこちらが気になっています。
SONY WF-1000XM4
現在のメイン機種。何気にソニーのイヤホン使うのは初めてです。一言で表せば、総合力が高い。
- 業界最高クラスノイキャンを実現
- LDAC対応でワイヤレスでもハイレゾ級高音質。また、DSEE Extreme搭載
- 長時間のバッテリー性能(ノイキャンON時:8時間)
- IPX4対応
- QI充電対応
- 専用アプリあり
音はどの音域もバランス良くて聞きやすい。クセがない感じというか。とはいえ、この機種に関してはイコライザーをいじっていろいろ試しています。基本は音質優先モードで使用。ノイキャンと外音取り込みは今まで使った中で一番効きますね。家の中でもノイキャンONにして音楽再生しない無音状態で集中力を高めるためによく使っています。
全ての機能がレベル高いという印象。さすがに前モデルから2年かけただけあります。
”あれ、片方から音が出てない”ってのがわりとよくあること(私のだけ?)、マルチポイント接続未対応が何とかならんかなあという不満点はある。マルチポイントはアップデートで使えるような期待を勝手にもっていますが。
まとめ
・音だったらゼンハイザー
・使い勝手を求めるならJabra
・総合力でいったらソニー
とわたしは感じます。今だったらSONY WF-1000XM4を買っておけば良いのかなと。今、定価よりも1万近く安い謎価格になってますし。
完全ワイヤレスイヤホンは出まくってて沼になりつつありますけど、やはり伝えたいのは自分の耳にあったもの選ぶということです。