エクスペリメンタル・ミュージック– tag –
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【アルバム紹介】Mark McGuire、魔術師のようなギターがもたらす私的物語
オハイオ州クリーブランドの電子音響バンドThe Emeraldsの元ギタリストによるソロ・ワーク。マニュエル・ゲッチングの美しきミニマリズムの継承と具象化、スティーヴ・ライヒの精神を宿した作品群は実に美しい響きを持って聴き手に迫る。インディー・ロックとエレクトロニック・ミュージックの架け橋のような独自のポジションを確立するともいわれる存在。本記事は5作品について書いています。 -
【アルバム紹介】ENDON、ノイズを介した野心的な試み
2007年に結成された東京のエクストリーム・ノイズ・バンド5人組。ヴォーカルとギター、ドラムにノイズ・クリエイターが2名という編成。研ぎ澄まされたノイズをハードコア/ブラックメタルの骨格に組み込み、国内外から関心を寄せられます。2014年9月に1stアルバム『MAMA』をリリースし、2017年3月発表の2nd『Through The Mirror』はさらに幅広く彼等の存在を知らしめました。本記事は2枚のフルアルバムについて書いています。 -
【アルバム紹介】Tim Hecker、煌びやかさと柔らかさが同居したノイズの奔流
kranky、mille plateaux、alien8、staalplaatなど世界中のレーベルからリリースしているカナダ人音響系アーティスト。Pitchforkをはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージックアルバム受賞歴もある。現在までに10枚のフルアルバムをリリース。本記事では5作品を紹介しています。 -
【アルバム紹介】So Hideous、枠組みを超越する情熱と優雅さ
2008年からアメリカ・ニューヨークを拠点に活動する前衛的音楽集団。クラシック音楽を源にポストハードコア、ブラックゲイズ、ジャズ等の要素がパッケージングされたサウンドは、ほかにはない強烈な個性となっています。本記事は3枚のフルアルバムについて書いています。 -
【アルバム紹介】The Black Heart Rebellion、ハードコアから禅なる音楽へ
ベルギーのゲントにて結成されたエクスペリメンタル系バンド。ハードコアから儀式的な音楽への転質。数度の来日ツアーも経験する彼等の4作品を紹介しています。 -
【アルバム紹介】Kayo Dot、脅威なる暗黒エクスペリメンタル・サウンド
2003年にToby Driverを中心に結成。作品を出すごとに作風や形態を変え、その暗黒のエクスペリメンタル系メタル・サウンドは他の追随を許さない。本記事は全10作のフルアルバムの内、3rd、4th、6th~8thまでの5作品について書いています。 -
【アルバム紹介】thisquietarmy『Rebirths』
カナダ・モントリオールのギタリストであるEric Quachによる、アンビエント/エクスペリメンタル音楽系を中心に据えたソロプロジェクト。2005年のプロジェクト始動以来、20タイトル以上の作品を発表。2014年4月にはTokyo Jupiter Recordsから日本編集盤をリリースしました。本記事は同作について書いています。 -
【アルバム紹介】Helen Money『Arriving Angels』
チェロを操り暗黒を紡ぐ、女性現代音楽家Alison Chesleyによるソロ・プロジェクト。本記事は3rdアルバム『Arriving Angels』について書いています。 -
【アルバム紹介】Mamiffer、耽美派アンビエント・デュオがつむぐ光と闇
フェイス・コロッチャのソロ・プロジェクトとしてスタートし、後に夫であるアーロン・ターナー(ISIS the Band他)が加入して2人編成となったアンビエント・グループ。ピアノをメインの武器としながらも美しいアンビエント、オルタナ・ギターが折り重なる世界は独特の緊張感に包まれる。本記事では1st~2ndアルバムの2作品について書いています。 -
Voice of the Seven Thunders、体中に電流を走らせる旋律
UKのRick Tomlinsonによるサイケデリック・ロック・プロジェクト。1870年代に出版された書物に由来。本記事は改名しての初作品について書いています。 -
【アルバム紹介】The Blood of Heroes、インダストリアル・ダンスホール
ジャスティン・K・ブロードリックとビル・ラズウェルを中心としたプロジェクト。”メタル・ダブステップ”、”インダストリアル・ダンスホール”などとレーベルが評すそのサウンドは、激しい演奏とメカニカルな質感で脅威をもたらす。本記事は2010年の1stアルバム『The Blood of Heroes』について書いています。 -
【アルバム紹介】Greymachine、ノイズによる鈍色の地獄絵図
GodfleshやJesuを中心に活動しているジャスティン・K・ブロードリック、元ISIS(the Band)でSUMAC等で活躍するアーロン・ターナーがタッグが核となる4人組。支配者クラスによるタッグがもたらす強烈なノイズを浴びせ続ける。2009年に唯一のフルアルバム『Disconnected』を発表。本記事は同作について書いています。