Amouth、先人へのリスペクトに溢れた様式美ポストメタル

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 イタリア・アレッツォのポストメタル・バンド。「アイシス、マジリスペクトっす!」と言わんばかりの様式美王道ポストメタル・サウンドを軸に活動中。2014年に1stアルバム『Awaken』、2020年に2ndアルバム『Amouth』をリリース。本記事は1stアルバム『Awaken』について書いています。

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Awaken(2014)

 「どう聴いてもISISでした。本当にありがとうございました!

 というモロすぎるアルバムを作ってしまったイタリア・アレッツォのポストメタル・バンドによる1stアルバム。とりあえず#2「Awake」を聴いてみなはれ。ISISの「Hall Of The Dead」の焼き直しだから。そして、#4「City Of Gold」を聴いてみなはれ。メインがほぼ「Threshold of Transformation」だから。

 自分が本作を初めて聴いた時は、思わずやりすぎだろと叫ぶ他ありませんでした(笑)。『アイシス、マジリスペクトっす!』という言葉が作品から聴こえてきそうなぐらい。昨年にもカナダのHuldraというバンドがISISリスペクトな作品を発表していましたが、彼等の影響力は解散した今もなお絶大だなと。

 しかしながら、このAmouthをそれなりに気に入ってるのはポストメタル好きの性。ポストメタルの様式に沿った轟音と叙情のハーモニーに、スラッジ・テイストの効いた重厚さとヴォーカルのダミ声は、これでもかというぐらいにわかりやすいです。

 ど真ん中にストレート投げ込むぐらいバカ正直な作りなんで、ある意味では入門編にも向いているかもしれない。ラストトラック#6「Departure」で聴かせるアトモスフェリックな広がりのあるサウンドは、どうしようもなくRosettaでありますし(汗)。というわけで、聴いてみる価値は大いにありますよ。

Amouth(2020)

 約6年ぶりとなる2ndアルバム。

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