【アルバム紹介】Giants Chair『Red and Clear』

 アメリカ・カンザスシティのポストハードコア・バンド。90年代の隠れた実力派と言われるバンドで、DISCHORD寄りのポストハードコアを鳴らした2作品を残して解散。

 2017年に復活し、2019年に23年ぶりとなるアルバム『Prefabylon』を発表。

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アルバム紹介

Red and Clear(1995)

 1stアルバム。全10曲約44分収録。90年代の隠れた実力派と言われるバンドで、2作品を残してあっけなく解散しているのだが、本作はその実力と功績を物語ります。

 Jawboxらの流れを汲んだサウンドが持ち味で、鋭角なギターがうねり、凝った展開で聴き手を翻弄します。ヒリヒリとした焦燥と緊張感の中を感情一杯に叫び歌いあげるヴォーカルも説得力大あり。

 DISCHORDよろしくな切れ味と不協和音を聴かせてくれる#1「New Orleans」から攻めに攻め、その後も抜群のドライヴ感に火をつけられる#4「Mainline」や#8「Weed Roses」、うねりまくるギターにシビれる#6「Blue 88’s」と楽曲は粒揃い。

 聴いてたらアドレナリン出っぱなしです。90年代ポストハードコアの流れに感じる点は多いですが、エモにもマスロックにも枝分かれしていきそうな感触もあります。

 また意外とメロディアスな気質があって、#2「Mother Brother Sister Lover」のように懐に沁みこんでくる哀愁の1曲の存在感も大きい。全10曲が約束する異常な昂揚感、これぞ知られざる名作。

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Purity And Control(1996)

 2ndアルバム。本作を持って解散。

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Prefabylon(2019)

 3rdアルバム。23年ぶりとなる復活作。

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