2016/01/17 LETHE presents 「ASTER AMBIENCE」 @ 今池CLUB 3STAR

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LETHE企画の備忘録を残しておきます。内容は軽めだと思います。

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 トップバッターはないだろと思い、2バンド目から会場にきましたが(タイムテーブルは、おそらく主催者の意図で公表されてなかった)、ちょうどお目当てのHeliostropeでした。今回の曲目は、25~30分用のA定食セットで「星を詠む人」~「Heart Auscultation」~「翡翠」~「Struggle a Flow of Red River」の4曲(ちなみにB定食が昨年10月のライヴのセット)。昨年にKUMAクン加入しての新体制として4本目になると思いますが、新体制お披露目となった10月の時よりもしっくりきているかなというのは感じましたね。でも、あれっ?と思うところが2,3箇所あったけど(汗)。

 彼等のライヴは、最後にVo&Gtの山口くんが瀬戸内寂聴並のいい話をして締めるのがスタイルとしてあります。(Heliostropeのライヴの3.5割ぐらい占める)、4曲の演奏後に「名古屋のHeliostropeでした。ありがとうございました。」と話し、ここからMCが続いていく・・・はずが、この言葉を受けて客がどんどんバーカウンターの方に行ってしまい、BGMまでが流れる始末。山口くんが話をすることなく、痛恨の事故で終わってしまいました。まあ、終演後にメンバーに聞いたら「事故です」と笑いながら言ってたので、逆に安心したり。ちなみにこのような事態は今回で初らしい。

 イベント的にはここのハコらしいバンド(いわゆる激ロッ◯系)が多かった印象なので、アウェー感が強いかと思ったらそこまででもなく。そんな中でキング・クリムゾンのTシャツを着た外人が最前下手で超ノリノリで頭振ってて、思わず笑った。Heliostrope、外人にも波が来てるよ。

 最後にお目当てその2のLETHE(リーゼじゃなくて”レテ”です)が登場。5人編成だと思ってたら4人編成で(ライヴ2日後にベーシストの脱退が発表された)、この日はマニピュレータの子がベースを担当。ヴォーカルのkanoeくんは直接話したことはないけれど、web上でそれなりに付き合いがある。LETHEのライヴを見るのは初めてです。彼等としては本日が記念すべき10回目。

 セットリストはバンドのツイッターから拝借しましたが、SoundCloud並びにyoutubeにて公開されている2曲に加えて、全7曲を披露。8弦ギターと5弦ベースの豪腕装備に打ち込みも絡んできますが、重厚さとアブストラクトな音響の共生を成し、kanoeくんがlynch.の葉月さん寄りと感じさせた歌/シャウトに加え、間奏でたまに舞台を見せるかのように演技を振る舞って魅了。視聴覚や心がバッチリとつかまれます。ベースの方も白目を剥きながら弾いていたりしましたがね(笑)。

 聴いていると、いろんなジャンルの名前が駆け巡る(V系とかポスト系とかDjentだとかオルタナティヴだとか)。インプットの多さは、メンバーがセレクトした本日の転換時BGMからもわかる通りに多彩で(BGMは、Winkやムックの「語り部の詩」が流れてたのにハッとした)、それゆえの楽曲が持つ情報量の多さに繋がり、ひいてはライヴ単位での芸術昇華への挑戦が伺えます。

 まだ組んでからそんなに経ってないこの段階で、LETHEとして提示できるものを提示してるのが何より良かったですね。その構築された妖しい世界がとにかく印象的でした。フロアを釘付けにするステージの魅せ方といい、お見事。今後は継続してのライヴ、さらに音源の発売が待ち遠しいものです。

‐‐‐setlist‐‐‐
Albus Ruin / Zilch / Libro / Frozen(Remade) / ios roma / Paradiso / Encore.Ortensia

お読みいただきありがとうございました!
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