新着記事
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【アルバム紹介】Ancestors、ノスタルジックなドゥーム・メタル
ロサンゼルスのプログレ/ドゥーム・メタル5人組。ブラック・サバス直系の引き摺る様なリフ、野太い雄叫が暗黒の景観を奏でていくドゥーム/ストーナー・ロックを軸足に、70年代のプログレの幽玄美を演出したサウンドが特徴。本記事は3作品を紹介しています。 -
【全アルバム紹介】Gifts From Enola、剛腕インストからポストハードコアへ。
2005年から2013年まで活動したアメリカのポストロック・バンド。初期は優美轟音のインスト・バンド、後期は激情系ポストハードコアと音楽性を変化させて、自身の未来を切り開いていきました。本記事では4枚のフルアルバムを紹介しています。 -
【全アルバム紹介】Cult of Luna、スウェーデンのポストメタル巨星
1998年にスウェーデンのウメオにて結成された6人組、Cult of Luna。未だ日本の地を見ぬポストメタルの巨星。2022年2月リリースの最新作『The Long Road North』までの全8枚のオリジナルアルバム、Julie Christmasとのコラボ作、2021年2月リリースのEP『The Raging River』の計11枚について書いています。 -
【アルバム紹介】Tim Hecker、煌びやかさと柔らかさが同居したノイズの奔流
kranky、mille plateaux、alien8、staalplaatなど世界中のレーベルからリリースしているカナダ人音響系アーティスト。Pitchforkをはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージックアルバム受賞歴もある。現在までに10枚のフルアルバムをリリース。本記事では5作品を紹介しています。 -
【アルバム紹介】Triptykon、深まる暗黒
スイスが産んだブラックメタルのオリジネーターCeltic Frost。その中心人物であったトム・ガブリエル・フィッシャーが新たに結成した新バンド。ドゥーム・メタルからデス/ブラックメタルの深部までもをのぞき込むその音楽性は、常にある探求心のもとで拡張され続けている。本記事は3作品を紹介しています。 -
【アルバム紹介】Archivist、壮大な物語とアトモスフェリック・メタル
ex-Light BearerのAlex CFやGerfriedを中心とした6人組。2014年結成。Alex CFが創作した壮大なSFの物語に沿ったコンセプト・アルバム3部作を2015年~2019年にかけて発表。本記事は3枚のアルバムについて紹介しています。 -
【アルバム紹介】Aussitot Mort、重量感を伴うフランスのポストハードコア
元APOLLO PROGRAMとAMANDA WOODWARDのメンバーが在籍するフランスの激情ハードコア・バンド。スラッジ/ポストメタルにも肉迫する重心の低さにフレンチ激情精神が結び付き、強靭なグルーヴと魂揺さぶる熱さで人々を魅了している。2008年12月にはheaven in her armsの招聘により、来日ツアーも実施しています。本記事では3作品について紹介。 -
【フレンチ激情系ハードコアの名盤】Gantz『La Chambre Des Morts』
1998年結成のフランス激情ハードコアバンド。既にバンドは解散してしまっているが、Daitroなどと並んでフレンチ激情界に与えた衝撃は大きい。envyを思わせる壮大なサウンドスケープが何より素晴らしい。本記事はラストアルバムのレビューとなります。 -
【アルバム紹介】Sad Day For Puppets、凛とした気品と愛らしさ
”マイブラ meets カーディガンズ"と評されるスウェーデン・ストックホルムのギターポップ/ネオ・シューゲイザーバンド5人組。2006年に結成され、2013年までに3枚のアルバムをリリース。ドリームポップに大きく影響されているサウンドで人気を博す。2011年11月に行われた来日公演では成功を収めました。本記事では3枚のフルアルバムについて書いています。 -
【アルバム紹介】SHIZUNE、生き急ぐ熱のこもったハードコア
イタリア・ロニーゴの激情系ハードコア・バンド。同郷の激情系HC大御所のRaeinやLa Quieteに触発されたサウンドで世界を相手にしている。日本のImpulse Recordsから、Infroなどが絡んだ日米伊4way-splitをリリースした経験あり。本記事は『Le Voyageur Imprudent』を紹介しています。 -
【アルバム紹介】tape、ささやかな安らぎ
スウェーデンの音響トリオによる5作目。本作で聴ける柔らかで上質、それでいて実験性精神も投影されたサウンドは心地よくて聴き応えも十分。感傷も滲ませた叙情的な音色は日本的なわび・さびを湛えている感じ。そこに細かく配色されていくまろやかな電子音とが生むハーモニーが絶品です。 -
【アルバム紹介】The Caution Children、必然のエモーショナル
アメリカ・フロリダのポストハードコア・バンド5人組。Tokyo Jupiter Recordsより3枚のフルアルバムをリリース。繊細でいて壮絶なハードコアの結晶。TJLA FEST 2015等、2回の来日ツアーを実施しています。