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UKネオクラストの深化系 Fall of Efrafaの足跡
2005年に結成されたUKのポストハードコア/クラストパンク・バンド5人組、Fall Of Efrafa。リチャード・アダムスが1972年に発表した小説『Watership Down』にインスパイアされ、独自解釈を加えた三部作を発表。本記事ではその3作品『Owsla』『Elil』『Inlé』を紹介しています。 -
90’s EMOの代表格 Mineral
1994年にアメリカ・テキサス州ヒューストンにて結成された4人組バンド、Mineral。活動期間はわずかに4年。その中で90’s EMOの代表格と言われるまでの功績を残します。本記事では彼等が遺した2枚のアルバム『Power Of Failing』『Endserenading』と全部入りベストアルバムについて紹介。 -
耽美幻想シューゲイザー slowdiveの作品を辿る
1989年にイングランドのレディングにて、ニール・ハルステッドとレイチェル・ゴスウェルにより結成された5人組。オリジナル・シューゲイザー四天王として、シューゲイザー・ムーヴメントを支え、90年代中盤まで活動を続けました。2014年に再結成。本記事は解散前に発表した3枚のアルバム紹介です。 -
轟音耽美四重奏 ヘヴィインスト・バンド、Pelicanの歩み
2001年にシカゴで結成されたヘヴィ・インストゥルメンタル4人組、Pelican(ペリカン)。スラッジメタルとポストロックの要素をダイナミックに交差させるインスト・サウンドに定評がある。わたしにとってインストを聴き始めたきっかけのバンドで、思い入れがあります。本記事ではオリジナルアルバム6作品について紹介。 -
美轟音が奏でる光と希望 Caspian
アメリカ・マサチューセッツ州にて結成されたインストゥルメンタル・ロック6人組、Caspian。”Brian Eno指揮のExplosions In The SkyとIsisによる交響曲” という謎のウルトラ形容が躍ったこともある轟音インストに定評あり。全5枚のアルバム紹介です。 -
Amenraの根源たる痛み Mass6連作を振り返る
1999年にベルギーで結成され、20年以上の活動歴を誇るバンドであるAmenra。人間が受ける痛みや苦しみを薪にして生み出される暗黒音楽が支持されています。本記事は、彼等の根源たる『MASS』シリーズ6作について語ります。 -
奈落から天上へ向かう音 Light Bearerの軌跡
UKのFall Of Efrafa解散後、中心メンバーであったAlex CFを核として生まれた6人組。Fall Of Efrafaの後期を受け継ぐようなポストハードコア/ポストメタル・サウンドは思慮深いコンセプトとともに聴き手の感情を揺さぶる。彼等の遺した2作品について紹介。 -
シアトルのインディー・ロック、Minus The Bearの足跡を辿る
シアトルのインディー・ロックの至宝と呼ばれた"Minus The Bear"は、5人組バンドとして活動していました。BotchやSharks Keep Movingの元メンバーなど、シアトル界隈のバンド人によって結成。2018年12月に地元・シアトルでの解散公演まで、約17年にも及ぶ活動の中で、オリジナル・アルバムを6作発表。本記事はその紹介となっています。 -
別の到達点へ Amenra『De Doorn』
ベルギー出身、結成20年を超えるAmenra。ヨーロピアン・ポストメタルの最高峰と目される重鎮の4年振りの最新作『De Doorn』についてのレビューです。 -
黒斑と光芒のハードコア heaven in her arms
トリプルギターによる激しいサウンドと繊細な表現、誌的な歌詞を用いるポストハードコア・バンド、heaven in her armsは2000年代前半から、東京を拠点に活動をしています。00年代後半から海外バンドの招聘、1stアルバム『黒斑の侵食』のリリースと活動が... -
京都の超絶マスロック・トリオ NUITO『Unutella』
京都発のプログレッシヴ・マスロック・トリオnuitoのエポックメイキングな1stアルバムについて。10年以上経っても本作で掻き鳴らされる超絶マスロックはシーン最高峰。 -
Cloud Nothings、ポジティヴな変化を刻み続ける
2009年に結成されたアメリカ・オハイオ州クリーヴランド出身のインディー・ロックバンド。ディラン・バルディによって宅録プロジェクトとしてスタートするも、バンド編成へ移行。インディーロック、ポップパンクからスティーヴ・アルビニのプロデュースによるヒリヒリとしたサウンドまで、作品ごとに変化は激しい。コンスタントに作品を発表し続けている。本記事では3作品について書いています。