新着記事
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【アルバム紹介】Kyuss、ストーナー・ロックの重鎮
前身バンドのKatzenjammerから引き継がれる形で1989年に結成。当初はSons of Kyussと名乗りますが、後にKyussへと名称変更。ストーナーロックの最重要バンドのひとつであり、カリフォルニア州パームデザートという砂漠地帯出身からデザートロックと表現されたりもしています。1995年の解散までに全4枚のフルアルバムを発表。本記事はその4作品について書いています。 -
【アルバム紹介】tattered the wall、ノイズとスラッジの足し算だけではない何か
ベース、ドラムにノイズ担当を交えたギターレスの編成で活動する東京の3人組。ドゥーム/スラッジメタルをベースにノイズを組み込んだインストを生み出している。本記事は1stアルバム『Shedding Season』について書いています。 -
【アルバム紹介】lantanaquamara、ポストメタルから解き放たれたロック
"Thinking Man's Metal from JPN"から自分たちのロックへの脱皮。lantanaquamaraの1st EP『ランタナカマラ』、1stアルバム『灯台へ』について書いています。 -
【全アルバム紹介】Creature Creature、然るべき深淵へ導く暗黒芸術
DEAD ENDのヴォーカリストとして活動し、現在は主にソロとして稼働しているMORRIE氏を中心としたロックバンド。ヘヴィかつプログレッシヴなスタイルを貫き、自身が得てきた哲学や概念を言葉と音に落とし込み、何物にも染まらない独自の芸術が生み出されています。本記事は活動期間に発表した全4枚のフルアルバムについて書いています。 -
【アルバム紹介】MORRIE、余りにロマンティックな音楽
DEAD END/Creature Creatureの核であるヴォーカリスト。他を寄せ付けない孤高のカリスマとして、音楽シーンに大きな影響を与えている。本記事ではベストアルバム、4th『HARD CORE REVERIE』~6th『Ballad D』までの4作品について書いています。 -
JAPAMOSPHERE 2022 @ 下北沢ERA
Tokyo Jupiter Records15周年を記念した、kokeshi + [’selvə] + Presence of Soulの日本・イタリアの3バンドによるスプリット作品『Immagine Residua』のリリースイベント、"JAPAMOSPHERE 2022"の感想です。 -
【アルバム紹介】quiqui、”Skramz jazz”という牽制
2013年に結成された岐阜県羽島市発の3人組バンド。初期はハードコアとマスロックの混合を主体とした音楽性から、現在はさらに実験的なアプローチを取り入れて新たな領域へ踏み出している。本記事は1stアルバム『もう少しの暦』について書いています。 -
【アルバム紹介】D’espairsRay、ダークと破壊を貫いたV系ロックバンド
1999年から2011年まで活動したヴィジュアル系ロック・バンド。バンド名は絶望と光に由来し、"ダークと破壊"をテーマに活動。ニューメタル寄りの重厚さにゴシック、インダストリアル要素を交えたサウンドで国内外で支持を得る。本記事は4枚のフルアルバムについて書いています -
【アルバム紹介】Mark McGuire、魔術師のようなギターがもたらす私的物語
オハイオ州クリーブランドの電子音響バンドThe Emeraldsの元ギタリストによるソロ・ワーク。マニュエル・ゲッチングの美しきミニマリズムの継承と具象化、スティーヴ・ライヒの精神を宿した作品群は実に美しい響きを持って聴き手に迫る。インディー・ロックとエレクトロニック・ミュージックの架け橋のような独自のポジションを確立するともいわれる存在。本記事は5作品について書いています。 -
【アルバム紹介】These Arms Are Snakes、狂いと流動、分類不可避のひねり
シアトルを拠点に活動したポストハードコア4人組。Botch、Nineironspitfire、Kill Sadieといったその筋で名の通った元メンバーが集結し、2002年から2009年まで活動。つかみどころのない変則的なハードコア、度肝を抜くライヴパフォーマンスを繰り広げました。本記事は彼等が残した3枚のフルアルバムについて書いています。 -
【アルバム紹介】Seirom、ドリーム・ノイズがもたらす光のほとばしり
Gnaw Their Tongues、Aderlating、De Magia Veterumなど多数の名義でノイズ~ブラック・メタルの作品をリリースしているオランダのMaurice De Jongによる新名義Seirom。本記事は2012年リリースの『1973』について書いています。 -
【アルバム紹介】Trachimbrod、ピュアな情熱の結晶
スウェーデン・ストックホルムのポストハードコア/スクリーモ系バンド。初期は4人編成で、”Come Across Trachimbrod”名義で活動。それから5人編成となってTrachimbrodとして活動し、2012年に1stアルバム『A Collection Of Hidden Sketches』を発表。5年後の2017年に2ndアルバム『Leda』をリリース。国内盤は一貫してTokyo Jupiter Recordsより。本記事は4作品について書いています。