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血も涙も無い激化したエクストリーム・ミュージック、THE DONOR『AGONY』
血も涙も無い激化したエクストリーム・ミュージックで、 金沢から世界へ進撃するハードコア・トリオ。2014年6月に1stアルバム『AGONY』をリリースした。 -
積極的な変化を果たしたポストハードコア、NAHT『Spelling of My Solution』
東京のオルタナ/ポストハードコア・バンド。サンディエゴ周辺のポストハードコア勢に影響を受けつつも、バイオリニスト加入、電子音の導入など積極的な姿勢を打ち出して日本のオルタナ・シーンを彩った。 -
スパニッシュ・クラストの伝説的バンド ICTUSについて
スパニッシュ・クラストの伝説的バンドであるIctus(イクタス)。彼等の完全ディスコグラフィー盤となる、『Complete Discography』が2014年4月28日に発売された。苛烈なクラストコアに、政治的なメッセージ性や陰鬱なメロディを詰め込んだ楽曲を生み出し... -
ゆらめき、きらめき、まどろむ柔らかな音響。Tycho
サンフランシスコを拠点に活動するScott Hansenによるソロ・ユニット。ISO50というヴィジュアル・アーティストとしても知られる。ドリーミー・シューゲイズ、エレクトロニカ、チルウェイヴを繋ぐ架け橋と言えるようなサウンドを聴かせ、人気を獲得。本記事では2ndアルバム『Dive』、3rdアルバム『Awake』について書いています。 -
刹那は激情と瞬発力で制す Sleepytime Trio『Memory Minus』
1994年にMaximillian Colbyのサイドプロジェクトとして始動し、翌年から活動が本格化した激情系ポストハードコア・バンド。DISCHORD系列に連なる不穏でヒリヒリとした音色、変則的な曲展開を武器に多くの人々に衝撃を与えた存在です。1998年に活動を休止... -
90年代エモ名盤のひとつ The Appleseed Cast『The End of the Ring Wars』
90’s EMOバンドとしては、数少ない現在進行形バンドであるThe Appleseed Castの記念すべき1stアルバム。インディ系御用達レーベルである、Deep Elm Recordsから1998年にリリースされています。っていうか90年代EMO界隈の短命さは残念だけど、それが評価... -
熱く、真っすぐに歌うロック。栄喜(SIAM SHADE)
2002年に惜しくも解散したSIAM SHADEのヴォーカリストによるソロ名義。ハードかつメロディアスなサウンド、ポジティヴなメッセージと情熱的な歌唱で人々を勇気づける。SIAM SHADE復活以降も定期的に活動。本記事は3枚のアルバムを紹介しています。 -
蒼い情動が生んだ奇跡の様な1枚 BLUEBEARD『BLUEBEARD』
【bluebeard(2001)】 1997年12月に結成。2001年前半に活動休止をした日本のエモーショナルロック・バンド。2枚の7inchと1枚のフルアルバムと残した作品は少ないながらも、未だに日本最高峰のエモ・バンドとして後世に大きな影響を与え続けている偉大なバ... -
Pitchfork『Eucalyptus』
後にDrive Like JehuやRocket From the Cryptに派生していくサンディエゴの伝説的ポスト・ハードコア・バンドのひとつ。1986-1990年と短命ながら、『Eucalyptus』という名作を残しました。 -
Deftones×ISIS(the Band)という単純な方程式以上の衝撃のバンド、Palms
2012年に始まったプロジェクト。ISISをベースとした豊穣なサウンドに、チノのエモーショナルな歌声が浮遊する新世代ヘヴィロックを造形している。本記事では唯一のフルアルバム『Palms』について書いています。 -
清新な音の波動。日本のインスト・バンド、Archaique Smile
2010年に結成された東京のインストゥルメンタル・ロック4人組。初期のMogwaiやExplosions In The Sky、MONO等に影響を受けたであろうインストを軸にして、スケールの大きな音楽を展開している。2013年10月には、カナダのポストハードコア・バンド、Milanku... -
Codeine『Frigid Stars LP』
1990年代前半に活躍したスリーピース・バンド。スロウコア/サッドコアの開祖とされる存在で、発表した2枚のフルアルバムと1枚のEPで世界的に大きな影響を及ぼした。