ポストロック– tag –
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Saxon Shore、うっとりとする旋律の連鎖
アメリカ・ペンシルヴァニア出身の5人組ポストロック系インスト・バンド。初期のエモ寄りインストから音楽性をシフトして轟音系ポストロックへ。その美しいサウンドでファンを獲得しました。著者も来日公演を09年に体感。本記事はフルアルバム4枚について書いたものです。 -
O、ミステリアスな雰囲気からくる美と暗黒
“O” と書いてcircleと読むらしい、ドイツ/ベルギー/オランダ人等を含む多国籍ポストロック集団。日本の樹海をテーマにした1stアルバム『Black See of Trees』、2014年にリリースした2ndアルバム『When Plants Turn Into Stones』について書いています。 -
Presence of Soul、氾濫する重音と至上の解放感
主要メンバーであるYukiやyoshiを中心としたポストロック/ポストメタル系デュオ。肉体的にも精神的にも痕跡を残すような重厚さ、起伏のある壮大なストーリーを持つサウンドを主体に国内外で活動を続ける。2008年にはAnekdotenのサポートを務めた経験があり、幾度もヨーロッパツアーを敢行。本記事は4作品の感想記事となります。 -
Explosions In The Sky 静と動、ダイナミズムの真髄
世界を代表するインストゥルメンタル/ポストロック・バンド、Explosions In The Skyのオリジナルアルバム6枚について書いています。 -
toe、日本のインスト・ポストロック代表格
2000年に結成されたインストゥルメンタル/ポストロック・バンド。山嵜廣和、美濃隆章、山根敏史、柏倉隆史という不動の4人で今日まで至ります。日本のポストロック・バンドとして国内外で高い評価を得ており、フジロックフェスィテバルを始めとした国内フェスへの出演、さらには欧米ツアーやフェス出演も精力的。海外ではTopshelf Recordsと契約。本記事はフルアルバム3枚とEP3枚について書いています。 -
時の流れに左右されない厳かな音の連なり、Grails
1999年に結成されたアメリカのエクスペリメンタル系インスト・バンド、Grails。オリジナルアルバム全7作+@の感想を書いています。 -
重く儚く尊い音楽。日本のインスト・バンド、MONO。
1999年の結成から世界で長らく活動を続ける日本のインストゥルメンタル・バンドの雄、MONOについて。NME誌にて"神の音楽"とも形容され、世界的に評価されています。本記事ではオリジナルアルバム11作品の感想を綴っています。 -
秘境と神秘を巡る Jambinaiの作品を追う
エクスペリメンタル・ミュージックを奏でる韓国の5人組(2019年リリースの3rdアルバム以前は3人編成)。韓国伝統音楽の国楽をポストロックやメタルと融合させながら、個性的なサウンドを提示。その音楽性が評価されてSXSWへの出演、Glastonbury Festivalを... -
夢中夢が奏でるエレガントな暗黒譚
2002年に大阪で結成された2人組。ポストロック、クラシック、ミニマルミュージック、ヘヴィメタルを混成した一風変わったサウンドが人々の心を掴んでいる。本記事は06年『夢中夢』、08年『イリヤ』の2作品のレビューです。 -
美轟音が奏でる光と希望 Caspian
アメリカ・マサチューセッツ州にて結成されたインストゥルメンタル・ロック6人組、Caspian。”Brian Eno指揮のExplosions In The SkyとIsisによる交響曲” という謎のウルトラ形容が躍ったこともある轟音インストに定評あり。全5枚のアルバム紹介です。 -
8m インタビュー ~其のインスト、流水の如し~
都内を中心に活動するインストゥルメンタル5人組、8mのインタビュー。初の全国流通音源となる1stミニアルバム『in the dew』のセルフ・ライナー含む、バンドの歴史を総括する内容になっています。 -
心と魂の最も深い部分を通過する厳美の旅路 A Swarm Of The Sun『The Rifts』
Erik NilssonとJakob Berglundの2人から成るスウェーデンのポストロック/メタル・バンド。デリケートな音響意匠から壮大なストーリーを奏でている。2015年初頭に4年半ぶりのフルアルバム『The Rifts』を発表。本記事はその感想となります。